山地憲治の発言 (経済産業委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(山地憲治君) 先生御指摘のそれ、私、原子力工学の出身ですけれども、研究者として、社会人として原子力に関わってきていたのは四十歳ぐらいまででございまして、あとはエネルギー全般とか温暖化対策をやってきていまして、今原子力の専門家かと言われると、そうでもないんですけど。ただ、私、もちろん原子力に関して当然関心は高く持っていますから、いわゆる浮体式の原子力発電所に関してもコメントしたこともございます。
今SMRというのが言われていますよね。いろんなタイプがありますけど、軽水炉も結構多いんですけど。浮体式のサイズからいうと、元々、今我々は発電用の原子炉が念頭にありますけど、世界の原子力は動力用の原子炉というのは実は舶用の原子炉というのがあるわけですね。艦船が中心で、潜水艦とか航空母艦ですけど、ロシアは砕氷船も持っている。ロシアは一部、発電船のような形で浮体式の小さい原子力発電所も造っている。そういう軽水炉の、まあ舶用炉も含めば、浮体式の発電、舶用炉というのは動力ですけど発電ももちろんできるわけなんですので、そういう意味では技術的実績があると思っているわけです。ただ、日本も原子力船「むつ」を開発していたんですけど、やっぱり寄港地であるとか基地を造るということができなかったものですから結局商業化できませんでしたけど、技術的にはできる。
だから、浮かべて多少動かせる、どこか必要なところへ持っていけるような形での浮体式の原子力発電所というのは技術的にあり得ると考えています。ただ、日本がすぐやれというところまでは私は考えておりません。