岩船由美子の発言 (経済産業委員会)
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○参考人(岩船由美子君) 御質問ありがとうございます。
そうですね、難しい問題ではあるんですけれども、自由化で良かったことは何だろうという意味で、ですから、市場の価格というのがシグナルになり得るようになったというのは私はいいことだとは思っております、基本的に。ただ、その自由化と再エネを増やさなきゃいけないというタイミングが重なったために、日本の場合、そこが一遍に来てしまったために、自由化して競争するメリットというのが余り生まれない、しかも再エネの増加って、先ほども言いましたように、基本的に総括原価的に増やさなきゃいけないようなストーリーになる中で、自由化とは非常に相性が悪かったということがまさに起こっていると思います。
なので、ですから、自由化の失敗みたいなことを言う方も多いとは思うんですけれども、ただ、それを失敗と言ってしまってはもう先もなくなってしまいますので、やはりそこは市場として取引すべきところは取引、で、そうじゃなくて、もう少し全体最適的に、例えばさっき言った系統運用なんかは、わざわざ市場化する必要もないところはしないとか、そういうような区分けを今後していかなくちゃいけないんじゃないかと思っています。
電源立地の誘導に関しても、何も強制的にここに造りなさいというのではなくて、さっき言いましたように、きちんと市場からシグナルが出るのであれば、そこにつなぐのは高いよと、こっちの方が安いよとか、あっ、こっちの方がもうかりますよというようなシグナルが出れば、それが立地誘導の効果になるわけで、そういう価格を働かせるという意味では、電力の自由化というのは、市場をつくったというのは私は一定の効果はあると思いますし、とてもその電力会社の情報が透明に、オープンになったというのは私はこれは非常に高い価値だと思っておりますので、だから、情報はしっかり共有しつつ、市場でまずかったところは無理無理もう市場を諦めるという、これからはそういう、何というんですかね、めり張りが重要ではないかと思っております。
以上です。