岩船由美子の発言 (経済産業委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(岩船由美子君) 御質問ありがとうございます。
 これは、例えば先ほどお話に出た自治体での活用などにも使える分野だと思っております。そもそも、今エネルギーがどんなふうにそのエリアで使われているかという情報自体が余り分からないわけですね。ですけれども、スマートメーターさえあれば、電気に関しては全部の需要家に付いているわけですから、本来それが適切に集められれば、それこそ時間帯ごとの挙動も分かるわけです。そこで、例えば、あとは、そのEVの普及状態ですとか、蓄電池の普及状態とか、あとはPVの普及状態みたいなものと照らし合わせると、で、どういうところをもう少し強化していけばいいみたいな政策立案にも使えるのではないかと思っています。
 もう一つは、エネルギー診断的な役割だと思っております。我々の研究室でもやっているんですけれども、そのスマートメーターの情報というのは時間ごとの解像度がありますので、そこの家のベースの電力消費量がどのぐらいかとかも分かるわけですね。
 ただ、今は、実はその自分のデータすら、自分のデータを電力会社に問い合わせて、そのスマートメーターのデータくださいと言っても、実はもらえないような状況になっているんですね。とてもそこは残念なんですけれども。
 ところが、例えばアメリカ等ではグリーンボタンというのがありまして、各電力会社の情報、その電力データ、ガスもあるんですけれども、の出し方というか、情報の整理の仕方が統一されていて、自分のデータであればそこをダウンロードできる。あとは、自分が委任状を出した事業者もそれをダウンロードできるみたいな仕組みが実はあって、そういうものを、本来、日本はせっかくスマートメーター付けるんだから普及させてほしいなと思ったんですけれども。
 今はやはり、消費者団体さん等で、やはりスマートメーターのデータというのはすごく個人情報だから、やっぱり余り下手な事業者には出してほしくないという意向がちょっと強過ぎて、そこ、かなり大きなバリアになっていますので、もう一回そこを議論を深めて、もう少し使いやすいような仕組みにしていただけないかというのはあちこちでお願いしているような状況です。
 以上です。

発言情報

speech_id: 121114080X01120230525_108

発言者: 岩船由美子

speaker_id: 9953

日付: 2023-05-25

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会