岸田文雄の発言 (経済産業委員会)
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 御指摘の美浜発電所三号機の事故ですが、これ二〇〇四年に発生したものでありますが、それ以降、原子炉等規制法に基づく省令改正により高経年化対策が強化され、事業者が行う経年劣化に関する技術的な評価を規制当局が確認するなどの現行の制度、これが確立されたと承知をしています。
そして、それに加えて、今般、新たな高経年化規制ということで、原子炉等規制法に基づいて、運転開始から三十年を超えて運転しようとする場合、十年以内ごとに技術評価を行う、こうした厳格化を行うことによって、より高い頻度、より厳格な審査が行われる、このように理解をしております。その中で、原子力規制委員会として、事業者が長期施設管理計画に基づく劣化管理の措置を適切に実施していくことを検査し確認する、このようになっております。
こうした安全最優先で対応することとなっておりますが、こうした制度によってもゼロリスクになることはないと認識をしております。安全神話に陥らず、過酷な事故を繰り返すことがないよう、なお残されたリスクを低減させる活動に規制当局である原子力規制委員会と事業者の双方が継続的に取り組んでいくこと、これが重要であると認識をしております。