松澤裕の発言 (決算委員会)
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○政府参考人(松澤裕君) お答え申し上げます。
洋上風力発電は二〇五〇年カーボンニュートラル実現に向けた再エネ主力化のために必要不可欠であり、風力発電の導入量を二〇二〇年度時点四・五ギガワットから二〇三〇年度二十三・六ギガワットとすることを政府の目標としているところであります。
現在、沿岸部を中心に洋上風力の導入計画が進んでおりますけれども、環境省では、浅い海域の少ない日本では、着床式に加えて、より導入ポテンシャルの高い深い海域、水深五十メートル以上の海に設置可能な浮体式の活用が重要であると認識しております。
このため、環境省では、長崎県五島市沖におきまして、我が国初となる二メガワット級の浮体式洋上風力発電の実証事業を行いまして実用化に結び付けました。五島市沖は再エネ海域利用法の促進区域第一号となりまして、浮体式洋上風力発電のウインドファームが現在建設中でございます。様々な機会でこうした実績、成果を発信するとともに、浮体式洋上風力を活用した地域の脱炭素化ビジネスの検討支援を行っているところでございます。
また、開発の初期段階から政府が主導的に開発、関与し、より迅速、効率的に洋上風力発電の案件形成をする仕組みであり、既にヨーロッパの一部で導入実績のあるセントラル方式と呼ばれる、こういう仕組みの一環としまして、環境省が事業者に代わって環境影響調査を実施することを含めまして、洋上風力発電の特性を踏まえた環境アセスメント制度の最適な在り方について現在検討を進めております。
関係省庁と連携いたしましてこれらの取組を推進し、洋上風力発電の一層の導入拡大を図ってまいります。