神谷政幸の発言 (厚生労働委員会)

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○神谷政幸君 ありがとうございます。
 まずは、業界団体を通じて、三か月に一回だった情報の更新が四月からは毎月に変わっているということに関しては感謝を申し上げます。しかし、そこで更に踏み込んで、使用する状況と環境にまで目を向けていただくことを期待をいたします。
 検索する時点で当該医薬品の供給がない状況に直面をしているわけでありますから、一刻も早く代替品を検討する必要があります。その際は、時間のロスを起こさないように、一か月に一回の更新される情報ではなく、できるだけオンタイムの状況が把握できる必要があります。また、本来であれば対人業務に割きたい時間を欠品対応に使っているわけでありますから、代替品を速やかに検索しやすい仕組みにシステム化されていることも重要になってきます。
 現在、医療用医薬品供給状況データベース、通称DSJPと言われるシステムでは、当該医薬品名で検索すれば、同一成分で剤形、規格違いの製品まで検索できるようになっています。こちらは、任意の薬剤師数名が製薬各社からの限定出荷告知を手作業で入力、管理運営をして、広告費のみで運営をしているというものになります。このような仕組みや後発医薬品の使用促進をすると同時に、国としてもしっかりと責任を持ってつくり上げて、さらに薬効分類での幅広い検索もできるようにすることなどが必要ではないかと考えます。
 現在、抗がん剤や小児の抗てんかん薬のような重要性の高い製品も限定出荷が掛かっている現状も踏まえて、是非この供給状況の見える化による医薬品の安定供給確保は確実に進めていただきますように要望いたします。
 次に、後発医薬品の産業構造について伺います。
 安定供給のための取組のほか、産業構造にも課題があると認識をしております。また、令和三年の富山県薬事審議会医薬品製造・品質管理専門部会の医薬品の不正製造事例の再発防止及び富山県の医薬品産業に対する信頼回復の方策についてのとりまとめには、薬価の極端な低下により、共同開発を行わなければ採算が取れないといった制度設計に関する指摘もあります。
 後発医薬品の使用を加速的に進める段階では様々な企業の参入は有益でありましたが、少量多品種の製造となる企業も多く、余裕を持った製造体制が取られていないように思われます。また、薬価も毎年改定により引き下げられ、採算が合わない品目を多数抱えている企業もあります。このような産業構造の課題について有識者検討会での検討を進めていると承知をしていますが、現在の後発医薬品産業の課題や今後の対応の方向性について、政府のお考えをお聞かせください。

発言情報

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発言者: 神谷政幸

speaker_id: 27914

日付: 2023-04-25

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会