三原岳の発言 (厚生労働委員会)

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○参考人(三原岳君) 御質問ありがとうございます。
 地域の実情に応じて、都道府県、市町村にやってもらった結果、格差が広がるんじゃないかという御指摘だと思うんですが、ここはまたトレードオフが発生します。
 一般的に自由と平等というのは両立しませんので、自由を付与すると平等はなかなか確保できないという、これはある意味民主主義の、トクヴィルが言った、指摘した点でもあるんですけど、十九世紀の政治家、思想家のトクヴィルというのが指摘した点ではあるんですが。つまり、自治体に自由を認めれば結果的に平等が失われる、平等をやろうとすれば結果的に自治体の自由度が失われる、そこのトレードオフが発生するんだと思います。そこのバランスをどう取るのかというのが恐らく地域の実情に応じた提供体制改革の一つの論点だと私は思います。
 ただ一方で、厚生労働省さんの方も、いろんな制度を使って、自治体に使ってくださいという仕組みが多々つくられていますので、そこを自治体がうまく制度を使いながら地域の実情に応じた取りあえず提供体制整備をやっていけば、格差がむちゃくちゃ広がるということは一方でないのかなと。むしろ、医師偏在是正とかという観点でいえば、都道府県がそこを主体的にやっていけば、今よりも医師偏在が解消される可能性もあるわけですから、そこはそのバランスを取りながらという仕組みになっていくんだと思います。もちろん、地域の実情という言葉が自治体に丸投げということでなっているんだったら私も反対ですけど、今はそうは思っていませんので、そこは自治体の自主性に期待したいと思っています。

発言情報

speech_id: 121114260X00920230427_021

発言者: 三原岳

speaker_id: 19435

日付: 2023-04-27

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会