國土典宏の発言 (厚生労働委員会)

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○参考人(國土典宏君) お答えいたします。
 NCGMにおきましては、まだ新型コロナウイルスについて不明な点が多かった感染初期においても、武漢からのチャーター便で帰国した患者さん、ダイヤモンド・プリンセス号の乗客であった患者さんなど、その症状の程度によらず率先して受け入れてきたところであり、個々の職員は、感染の危険がある中、最善を尽くしてきたと考えております。
 反省点があるとすれば、有事に備えた看護師等の職員の確保が必ずしもできていなかった点があると思います。ただ、たまたま精神科病棟を閉鎖したタイミングであったために、初動対応となったために対応できた面がございました。また、初動時における新型コロナ患者の受入れには入院患者の他院への転送が必要となりましたが、近隣医療機関との間でパンデミックを想定した連携関係をあらかじめ構築できていなかったと思います。ただ、これも、たまたまではございますが、病院長同士の間に個人的な関係があったため対応できた面がございました。
 こうした点については、厚労省や地元自治体ともよく相談しながら、次のパンデミックに備えてあらかじめしっかり準備を進めていきたいと思います。
 また、日本全体の反省点としましては、医療体制が逼迫する中、感染症での研究開発の経験に乏しく、医療機関の治験等への協力が十分進まない、あるいは製薬企業による個々の医療機関との交渉に時間を要するといった課題があったと思います。その反省に基づきまして、NCGMとしては、国内及び国際の多施設共同治験のネットワーク、GLIDE、ARISEと申しますが、このような構築に取り組んできたところでございます。このような取組を通じて、治療薬の早期開発に一層貢献できるよう努めてまいりたいと思っております。
 以上です。

発言情報

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発言者: 國土典宏

speaker_id: 20951

日付: 2023-05-25

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会