青山繁晴の発言 (行政監視委員会)
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○青山繁晴君 今後必要な説明をするということをおっしゃったんで、僅かに、まあ〇・一ミリ前進だとは思いますが。
それぞれ国会議員の方でこの事件を受けて警察庁にお尋ねにもなっていると思いますし、それから私たちの自由民主党では、党の正式機関で警察に対して問答も行いました。そのときに今日おいでの警備局長が私たちに説明されたところを、これは公開していいと思いますから、今この場で言える範囲で申しますと、容疑者、あくまでまだ容疑者ですけれども、容疑者が爆発物を投げ込んでから五十秒後に爆発したと。おっしゃったのはそれだけです。
ただ、その後、私の知っているところも含めて、あるいは海外も含めて、破片がどういうふうに飛んだかというのは民間でもう調査結果がとっくに出ています、複数出ています。どこも一致しているのが、大体時速百四十キロで、金属の破片がたまさか総理の方向に飛ばずに、これも実は恐ろしいことなんですが、聴衆の方に飛んでいったんですよね。それで、一番低い高さですと一メートル八十あるかないかだったということも大体分かっていますので、破片は複数飛んでいます、したがって、多少背が高い人であれば顔や頭に当たった可能性もある。つまりは、総理の方向にはこれもたまたま飛ばなかった。聴衆の方に飛んでいったけれども、国民の中に犠牲が出なかったのは、偶然当たらなかっただけですね。
そうすると、この今の話でも随分幾つも課題が出てきまして、爆発するまでに五十秒あったと。レーガン大統領は、狙撃が始まってから大統領車の中に入るまでに九秒から十秒の間でした。これでも掛かった方です。こういうときの一秒というのは本当に長いですから。五十秒も爆発しなかったわけです。これも大変な幸運で、しかも、その五十秒たったときに総理はどこにいらっしゃったんでしょうか。
私が現場をできるだけ調べた限りでいえば、総理はまだ総理車には乗っておられなかったと思いますし、それから、その現場から和歌山県警本部まで車で十分ぐらいなんですけど、もちろんそこには入っておられない。そうすると、今警備局長からお話があったとおり、総理を警護官の方が囲んで、安全を目指して退避していただいている最中に殺傷力の十分ある破片が飛んだわけですよね。
そうすると、これ、今ここに至るまで私は言うべきかどうか迷いもしたんですが、あえて言うと、訓練のたまものによって私たちの岸田総理、民主的に選ばれた、与野党問わず選ばれた岸田総理が守られたというよりは、運に助けられたと言わざるを得ない。運に助けられる警護というのは、G7を開催するような国であってはならないんです。そのことをどうお考えなんでしょうか。