山本麻里の発言 (行政監視委員会)

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○政府参考人(山本麻里君) お答えさせていただきます。
 令和四年に行った孤独・孤立の実態把握に関する全国調査の結果によれば、主観的概念である孤独感に関する直接質問への回答については、孤独感がしばしばある、常にある、時々ある、たまにあるなどと回答した人を合わせた割合が、前回、これ令和三年でございますが、その調査よりも大きくなっています。また、孤独感に関する間接質問への回答については、合計スコアが十から十二点の孤独感が常にある、合計スコアが七から九点の孤独感が時々あるの割合が、前回、令和三年度のものよりも大きくなっております。
 これまで、孤独、孤立を抱える方が声を上げやすい環境整備などの取組を行ってきましたが、人々が孤独に至る要因は様々であり、これまでの二年分の調査データでは一概に評価することは困難と考えております。今後も、調査を継続し、経年変化を含めて分析をしてまいりたいと思います。
 一方で、客観的概念であり、社会とのつながりや助けのない、又は少ない状態を指す孤立の状況については、同居していない家族や友人たちと直接会って話すことが全くない人の割合が約一割であるなど、家族や友人とのコミュニケーションの頻度が乏しい方も一定割合いることがうかがえます。
 この令和四年の調査に当たりまして、孤独・孤立の実態把握に関する研究会において、有識者の方々に孤立に関する結果の試案として指標を作成いただきました。試案という位置付けではありますが、ここからは、中高年の男性がコミュニケーション頻度から見て孤立の傾向にあることなどがうかがえます。
 さらに、令和四年度調査結果によれば、孤独感があり支援が必要と思っていても、実際には支援が届いていない方がいることが示唆されております。その理由からは、一つには、支援を受けることを無理に我慢したり、恥ずかしさや、他者への迷惑を過度に意識すること、これ、よくスティグマの問題だと言われております。こうした問題であるとか、支援の手続の煩雑さがあることがうかがえます。
 このため、当事者等が支援を求める声を上げやすく、周囲の方が気付きや対処をできるようにするための情報発信、広報、普及啓発等の環境整備などの取組を進めることとしております。

発言情報

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発言者: 山本麻里

speaker_id: 4338

日付: 2023-05-15

院: 参議院

会議名: 行政監視委員会