近藤宙時の発言 (国土交通委員会)
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○参考人(近藤宙時君) 長期の負担についての御質問でございましたけれども、現在考えられております九十年も、先ほど申しましたように、永久償還も余り変わらないのであれば、やはり銀行の意見を聞いて、本当に元本を何年間で償還してほしいのかどうかというところも鑑みて決められればより安くなるのかと思いますが、利率に関しては、四%というのは、根本先生の方からもありましたけれども、安全率を見ればその程度なのかなという感じはいたしております。
定額制につきまして、利用の少ない道路はまずやったらどうかというようなお話でしたが、それはあり得る話だと思っております。ただ、定額制にすることによりまして、渋滞緩和ですね、出口を多く造れるという点からの渋滞緩和策等も使えますので、全国的に定額制にしておいて、料金制度でめり張りを付ける。あるいは、乗用車に関しては、とても渋滞をするような東名、名神等について、奇数日には奇数の番号だけの車が走ってくださいとか、そういったような弾力的なことも逆に定額制だから取りやすいのではないかと。
根本先生の方から、使っただけというお話がありました。確かに使っただけ支払うというのはあるんですけど、じゃ、何を使っているのかというと、先ほど申しましたように、燃費も何も使っていません、全て持ち出しでございますよね。
ちなみに、山手線、幾らだと思っていらっしゃいますでしょうか。高速道路、自分では動いてくれません。自分たちが金を払わなきゃいけない。大体一台当たり二百五十万ぐらいの大衆車を買っても、十万キロ、十年使うと、一キロ当たり五十円ぐらいの経費が掛かります。運転手代は入っていない。それにプラス二十四・六円払わなきゃいけない。要するに七十五円も払っているわけですが、山手線、十七円です。
距離制といっても、考えますに、今の距離制の二十四・六円とかトラックの五十円近いとかいう料金は、これまでの、まあ山手線よりも高い料金を前提として、二十七キロしか走らないことを前提とした料金じゃないかと。要するに、今の通行台数が増えることはない、減るかもしれないというところで出している。今の通行台数ありきで料金がずっと改定されてきたのかなというふうに思います。
定額制の、根本先生からも御反論ありましたけれども、アメリカの、御存じかどうか、渋滞緩和のためのダイヤモンドレーンというのは、二十五セントこっきりと距離関係ございませんし、フランスの方も、距離制と書いてありますけど、パリ―リヨン間の定額であったり、都市間の定額制でございます。
元々距離制というのは、ちょっとデータがなくて発表にはあれだったんですけれども、どうも名神を造るときにちょうど計画されていた東海道新幹線の客を奪わないようにという配慮がされたというふうにも聞いておりますが、そういったところで一キロかなり高い、山手線より高いような料金になっているのかなというふうに思います。
今、それこそコンピューターで簡単に計算できますので、例えば、今二十数キロしか走っていないのを五十キロにするにはどうしたらいいのかというような計算もできるのではないかと思います。
先生のおっしゃった、少ない道路から、利用が少ない道路を取りあえず定額制にするという御意見には大変賛成でございます。