森屋隆の発言 (国土交通委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○森屋隆君 私の問題意識としまして、今、気候変動、温暖化になって、昔では考えられないような雨の降り方があって、線状降水帯なんかも発生して一時間に五十ミリ以上あるいは百ミリも降るようなときがあって川が氾濫するという、そういう危険性があってこの外郭放水路も活用されて、その機能を最大限発揮するんだと、こういうふうに思っているんですけれども、今回のこの特徴として、内水氾濫というんでしょうかね、要は、川が氾濫しなかった、しかし地域は膝下ぐらいまで水が来てしまったということで、この越谷は、面積の、越谷市の二五%、四分の一ぐらいがそういう状況になったということで、避難にもこれ大変難しい状況が発生するのかなと、こういうふうに思っています。
 それで、聞きますと、越谷では避難指示を三十四万三千七百二十三人を対象に出したと。これは警戒レベル4なんですね。警戒レベル4の避難指示を出しています。そして、先ほど申し上げたように、越谷市の二五%の土地がそういった状況になって、これは浸水面積としたらこの三十年で最大だと聞いていますし、近年で相当な雨が降った豪雨、これは二〇一五年の関東・東北豪雨があったというふうに記憶しておりますけれども、このときは十二・二三平方キロメートルで、このときよりも、雨の降った量はこのときの方が多いらしいですけれども、このときよりもその越谷市の浸水状況が今回十五・一キロ平方メートルということで広がったという、こういう状況があると思います。
 したがって、地域では、都道府県では、これは危険だということで警戒レベル4で避難を対象に発信したと思うんですけれども、今回、この国土交通委員会の中でも気象業務法の改正案がありまして、私も何点か懸念しているところを指摘をしたんですけれども、それは目黒区の目黒川ですよね。そのときは、気象庁の方から、今回三十分以上早く雨の降り方等々が分かるということで気象庁の方はそのときレベル4を出したんですけれども、このときは現地ではそれほど、レベル4までの避難はないということで、現地の方ではその避難の発信はしていなかったんですけれども、これが少し差があるんじゃないかという質問を国土交通委員会の中でさせていただきました。
 今回はそれと逆でして、気象庁の方がこの、あっ、気象庁じゃないですね、現地の方がレベル4を出しているんです。危険だからもう避難しようじゃないかという、三十七万に対して避難の準備してくださいというような、出しているんですけれども、気象庁の方で聞きますと、六月の二日から六月の三日にかけて、ちょうど三日の零時ぐらいが一番厳しかったんですけれども、レベル3なんですね、まだ、年配の方は避難する準備してくださいということで。
 これは私の懸念のところなんで答弁要りませんけれども、少し聞いていただきたい、大臣にも聞いていただきたいと思っていまして、実際にはそういった外郭放水路がすばらしいものがあって、それは活用するのはもう大いに活用していただきたいんですけれども、一方で、少し雨の降り方変わっていますし、地域の在り方も変わっていると思うんです。だから、雨がそれほど降っていない、この二〇一五年がトップとすると今回の雨というのは六番目だったらしいんです。降り方六番目で、その放水路の活用も六番目の活用だったと、こういうふうに聞いておりますけれども、だけど現場は浸水してしまったと。
 このことをどういうふうに捉えていくかということが大事でして、気象庁の方では、レベル3ですから、まだまだこの後危険になったら逃げてくれというレベル4に上げるんだと思うんですけれども、実際レベル4に上げたときに、膝ぐらいまで水が、地域の四分の一、二五%ぐらいまでなっていたら、じゃ、どうやって逃げるんだということになるんだと思うんです。車で逃げようと思ってもこれは多分車も立ち往生してしまいますし、年配の人が夜、じゃ、暗い中で逃げようとしたときには、この辺のところはもう膝下ぐらいまで来ていると、なかなか逃げるのも困難だと思います。
 したがって、気象庁も早い段階で今回分かるようになったんで、気象庁の方と都道府県と地域と、もうより密接にやってもらう、これはそのとおりでありますし、国交省の方としても、この外郭放水路があって、みんな安全だって地域の人は大分思っていますし、このインフラの見学もこれは人気あるというふうに聞いております。だから、地域の子供さんや地域の方、あるいは地域以外の方も、そういったインフラがあって守られているということを見学に来ているらしいですけれども、一方で、これに過信しないで気象庁と国交省で連携を密に私は取ってほしいと思っています。したがって、今回の気象業務法でも附帯決議で気象庁と国交省水管理のところで一緒になってやれば私はいいんだなと、こんなふうに思っていました。
 大きな人的な、人的なというか人的な災害あったんですけれども、誰かが、多くの人が亡くなったとかということはなかったようで不幸中の幸いかと思いますけれども、雨の降り方が大分変わっているということでございますし、今説明いただいたとおりかと思いますので、首都圏、特に埼玉だけではないと思いますけれども、そういったところに、大臣始め、今後も雨の降り方、これから梅雨に入ってきますし台風の季節でありますから、是非ともこういった点を更に総括をしていただいて安全の対策に前へ進めていただきたいと、こういうふうに思います。
 これは答弁要りません。私の懸念のしているところでございます。よろしくお願いします。
 続いては、これ、いつものことなんですけれども、今、エッセンシャルワーカー、大臣、エッセンシャルワーカーと言われる産業で、業種で人手不足がこれもう本当に課題でありまして、何回も委員会、いろんな会議体でもそのことを述べさせていただいております。大臣にもいろいろと要請をさせていただいております。
 その中で、今日一つ、これはサービス産業で多くのお客様と対応する業種で特に多いのかなと思っております。不特定多数のお客様と対応する中で問題が起こるカスタマーハラスメントのことであります。
 このカスタマーハラスメントについてでありますけれども、私の関係する労働組合の中で近畿を中心に、関西を中心に、鉄道やバスやハイヤー、タクシーで何年も調査をしていまして、今回、二〇二〇年の九月から二〇二二年の八月末まで約二年間、それぞれの業種で細かくこのカスタマーハラスメントの調査をさせていただきました。
 この委員会の中で、その実態として、その浴びせられた言葉、結構生々しいものもあるのでこの委員会の中では控えたいと思いますけれども、その業種に対するいわれなき言葉だとか、あとは人権に関するようなことも言われたり、そういったことが悩みになってしまって企業の方を退職してしまう。なかなか自分が求めていたものと違うなということでその解決に至っていないということで課題になっています。
 今日お聞きしたいのは、そういった中で、鉄道、バス、ハイヤー、タクシーそれぞれのモードで、今日は参考人の皆さんも多くなってしまったんですけれども、それぞれのモードの中でこのカスタマーハラスメントに対しての把握、これについてどうなっているかお聞きをしたいと思います。よろしくお願いをいたします。

発言情報

speech_id: 121114319X02020230613_007

発言者: 森屋隆

speaker_id: 32376

日付: 2023-06-13

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会