黒田東彦の発言 (財政金融委員会)

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○参考人(黒田東彦君) いろいろな考え方があり、いろいろな議論をしたことは事実なんですけども、御案内のとおり、欧州ではECBとか、スウェーデン、デンマークなどの中央銀行も含めて、マイナス金利を導入した際には大体マイナス〇・五あるいはマイナス〇・七五%というものを導入しておりまして、しかも、日本銀行のように三層構造にして、マイナス金利を適用される当座預金をごく小規模にするというようなこともしておられないわけですけども。
 我が国の場合はいろんな工夫をして、特に金融仲介機能に対するマイナスの影響のないようにしつつ導入したということでありまして、観念的にどこまでできるかというのはこれはなかなか一概に言えないと思いますけども、欧州の場合は先ほど申し上げたように三層構造といったこともせずに、言わば当座預金にほとんどマイナス〇・五からマイナス〇・七五のマイナス金利を付加したということでありましたけども、まあ欧州の場合に金融仲介機能が大きく阻害されたということはなかったように思いますので、そういうことも踏まえますと、先ほど申し上げたように、マイナス〇・一%よりも深掘りする余地は十分あるとは思いますけども、どこまでできるとか、そこはなかなか、そのときの金融システムの状況とかそういうことにもよりますので、事前に申し上げるというのは難しいというふうに思います。

発言情報

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発言者: 黒田東彦

speaker_id: 19167

日付: 2023-03-17

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会