黒田東彦の発言 (財政金融委員会)

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○参考人(黒田東彦君) この点はむしろ金融庁にお聞きいただいた方がいいと思いますけれども、私、たまたまそのシリコンバレー銀行が破綻した日にちょうどバーゼルのBIS総裁会議というのに出ておりまして、そこで各国の総裁が米国から出席していた人にたくさん質問を投げておりまして、もちろんそのときにはパウエル議長は出席されませんでした。
 ニューヨーク連銀の総裁が来ておられたんですが、非常に細かい質問まで含めてその方に質問をしておられましたが、その時点ではまだ十分なことが分かっていなかったわけですけど、単に、そのシリコンバレー銀行は法人預金が大半で、しかも預金保険がカバーしているものが一〇%もないということであったということが示されていたわけですけれども、それ以上のことは余りよく分からなかったわけです。
 翌日の総裁会議のときには、既に米国政府、FRB、FDICが、シリコンバレー銀行及びシグネチャー銀行の預金を全額保護するという措置をとり、さらには、国債をその額面で、一〇〇%を額面で担保で資金を貸し出すという決定もされたということで一旦落ち着いたということでありました。
 ただ、その後、FRBの議長も言われているように、五月までかけて、なぜこういうことが起こったか、規制監督上のミスはなかったかということも調べて五月に公表するということにされていますので、私どもとしてそれ以上のことは存じませんけれども、でも一番大きかったのがやはり、その預金が極めて流出しやすいという、そういうものだったということが一番大きかったように思いました。

発言情報

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発言者: 黒田東彦

speaker_id: 19167

日付: 2023-03-30

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会