黒田東彦の発言 (財政金融委員会)

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○参考人(黒田東彦君) もちろん、今後の金融政策につきましては、植田新総裁の下での金融政策決定会合で、まあ年八回あるわけですけれども、毎回の金融政策決定会合で経済・物価情勢を十分点検した上で次回の金融政策決定会合までの金融政策を決定していくと、こういう流れになっていくというふうに思います。
 ただ、前回の金融政策決定会合で決めたことは御承知のとおりでありまして、足下で消費者物価の上昇率が三、四%に達したわけですが、これはほとんど輸入物価の上昇によるものであり、輸入物価が上昇率がずっと下がってきておりますし、また政府のエネルギー補助金の効果も出てきておりまして、二〇二三年度の半ばには物価上昇率が二%を割って一%台になるという見込みであります。
 そうした下では、やはり賃金の上昇をベースに、物価が二%で持続的、安定的に続くという状況ができるまで現在の大幅な金融緩和を続ける必要があると、QQEあるいはイールドカーブコントロールということで、国債その他の買入れも続ける必要があるというのが前回の金融政策決定会合で決まったことでありまして、私自身はそれが適切であるというふうに思っております。
 ただ、いずれにせよ、今後の金融政策につきましては、あくまでも新しい総裁の下での金融政策決定会合で毎回議論して決めていくということになるということだと思います。

発言情報

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発言者: 黒田東彦

speaker_id: 19167

日付: 2023-04-06

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会