西田昌司の発言 (財政金融委員会)
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○西田昌司君 まあそういうふうに財務大臣はお答えになるんですが、ところが、財務省がこの国債発行額を本当に極端に抑えたいという、そういう意図はあらゆるところで出ているわけですよ。
そして、現実に、財務省の今のこのホームページ、これを見ましても、財務省のホームページにはこう書いてあるんですね。これまで、歳出は一貫して伸び続ける一方で、税収はバブル経済が崩壊した一九九〇年度を境に伸び悩み、その差はワニの口のように開いてしまいましたと。また、その差は借金である公債の発行で穴埋めをされてきました。足下では、新型コロナウイルス感染症への対応のため、歳出が拡大していますと、財政に対する危機感をあおっているわけですね。
よく言うこのワニの口、これも実は、我々の特命委員会の中で、このことについての質疑が繰り返し行われてきました。その中で、これ、ワニの口が開いているという状況は、この一般会計の歳出の推移、それと一般会計の税収の推移を並べて合わせているんですね。
一般会計の歳出は、この中には、いわゆる六十年償還ルールというのがありますから、国債が残高あったらその六十分の一は毎年返すことにしていますよという形の仕組みになっているんで、毎年その償還額が一応その歳出の中に入るわけですよ。
ところが、毎年の税収の方は、一般会計の税収は、税収以外にも当然あるわけですけれども、税収だけを比べて出していくと、税収は伸びないのに歳出ばかりが伸びていくじゃないかということでワニの口が開いているように見えるんですけれども、実際の歳入と歳出、要するに税外収入も入れて、そして実際に支払ったその金額との対比でやると開かないんですよ。それは当たり前ですよ。歳入、歳出は均衡した金額、その中身は国債発行というのもありますけれども、当然均衡するんですから、ワニの口は開かないんですよね。
ということで、実際の財政状況ではワニの口など存在しないということが、要するに今言ったようなことをただせばなるじゃないかということが、この我々の特命委員会でも財務省側は認めているんですけれどもね。
改めて聞きますが、要するにこのワニの口が開いているという状況は、税収の推移と一般会計の歳出の推移を比しているからであって、歳入には税外収入もあると。ですから、歳出と歳入の推移を示せばワニの口はないということになりますが、財務省の見解を聞きます。