岸田文雄の発言 (財政金融委員会)
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○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、米中関係ですが、米中関係は、この二国間の間だけではなくして、国際社会全体の安定にも関わる大変重要な関係であり、日本としましても高い関心を持って米中関係を注視しております。同盟国たる米国との強固な信頼関係に基づいて協力を進めつつ、中国に対しては大国としての責任を果たしていくよう働きかけていく、これが米中関係における日本の立場であると考えています。
また、日中関係ですが、これ昨年十一月の米中首脳会談、あっ、失礼、日中首脳会談で得られた前向きなモメンタム、これを維持しながら、主張すべきことは主張し、中国に対し責任ある行動を求め、対話を続け、協力すべき課題においては協力する、こうした建設的かつ安定的な関係を構築していく、これが基本的な方針であると思います。先日、ホットラインを含む日中海空連絡メカニズム、これが運用開始となりました。こうした様々なレベルを通じて意思疎通を図っていきたいと思っています。
そして最後に、日中、あっ、日朝関係ですが、これは、先月二十七日、開催されました国民大集会においてこの対応を述べたところですが、すなわち日朝平壌宣言に基づいて諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化の実現を目指すわけですが、とりわけ拉致問題については、時間的制約のある人権問題であり、全ての被害者の一日も早い御帰国を実現するべく全力で取り組んでいきたいと考えており、あらゆる機会を逃さず、朝鮮、北朝鮮側にこうした考え方、決意を伝えるとともに、首脳会談、早期に実現するべく、私直轄のハイレベルの協議、これを行っていくべく努力を続けていきたい、このように考えております。