江島潔の発言 (総務委員会)
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○江島潔君 それでは、続いてNHKの国際放送について質問させていただきます。
海外に行きますと、ホテルでテレビをつけて見るんですけれども、最近はすごくCCTV、中国のチャンネルばっかりだなと、こういう気がしております。更に加えますと、最近は、Kポップとかそれから韓流ドラマのブームもありまして、結構この韓国系のチャンネルも増えてきております。それに比べて、一昔前に比べてもちょっと日本語の国際放送が影が薄くなっているんではないかなという気がしてなりません。その辺を私はずっとちょっと寂しく思っておりましたんですけれども、このコロナ禍という期間を経て、非常に日本が改めて注目を集めております。
これは、いわゆる海外旅行の先として、二年ちょっと前に行われました、日本政策投資銀行が行ったこの調査、これはアジア、欧米、豪州、十二地域の六千名の海外旅行を経験をした二十代から六十歳までの、五十九歳までの人を対象にして、次の海外旅行どこに行きたいかというアンケート、これがどこの地域も全て日本が第一位だったわけであります。
ですから、非常に今、日本熱が高まっていて、なぜ日本に行きたいかというと、やはり食事がおいしい、それから清潔だ、治安がいいと、こういう、いわゆる私たちがこれが日本の良さだと思っているものそのものが今この海外にも認められているわけでありまして、もう絶好のチャンスではないかと思うんです。こういうときにこそこのNHKの国際放送を充実をさせてどんどんと日本のPRをすれば、必ずこれはまたアフターコロナのインバウンドに絶大なる効果があると思うんですが、そのためには、まずNHKそのものが日本のこの国益というものをやはり意識していただかなければいけないと思います。
残念ながら、この総務省の方針にもNHKの方針にも国益というような文言は出てこないんですね。これは非常にある意味日本らしいなという気もするんですけれども、今、日本の国益というものは明らかに世界に理解してもらえるものになりつつあるわけですから、もっと私は自信を持って日本の国益というものを前面に押し出しながら、NHKも放送の中身をどんどん充実をしていく必要があると思います。
そのためには、観光庁とか外務省とか、そういうところとやはり連携を取りながら、番組の中身に関しましても精査をしていく、充実をしていくということが必要と思います。
この点に関しまして、NHKのこの国際放送についてはどのような今後方針で取り組んでいただけるか、お聞かせください。