齋藤智也の発言 (内閣委員会)
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○参考人(齋藤智也君) 御質問ありがとうございます。
まさに、これまで、一つの専門性を極めるというところがいわゆる科学的な部分、分野では評価をされてくる、それがいわゆるその論文を何本、いい論文を何本書いたかとか、そういう指標で、特に研究という部分を評価していくというところがこれまでの主流であったわけですが、この感染症危機管理というのはかなり実務志向な分野だと思っております。そういった科学的基準、科学的、技術的知見というのに根差して、その地域の中で、あるいは国でもいいんですけれども、その専門家の間をつないで、実際その行政対応とか感染症対応につなげていくような、その中間的な役割になるわけなんですけれども、そこはなかなか、じゃ、研究をやっているかというと研究という部分ではなく、じゃ、論文が書けるかというと、なかなか論文を書くような仕事でもないというところがございます。
そういう人たち、例えば若い人たちがそういう分野に入ってきて何年かそういう業務をして、じゃ、次に羽ばたいていくというときに、じゃ、例えば大学とかにポストを得ようとすると、じゃ、研究論文何本ありますかみたいな話になってしまって、いや、ここの三年間かなり重要な仕事をやってきたのに、評価体系がないとそういう人が正しく評価できずに次のポストが見付からないということが起こってしまいます。
なので、そういった実務経験というような部分をきちんと評価していく体系をしっかりつくっておかないと、若い人が気軽に入ってこれない、興味があっても入ってこれない分野になってしまう。そこを気を付けていかなければならないなと思っております。