二木芳人の発言 (内閣委員会)
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○参考人(二木芳人君) ありがとうございます。
先ほども陳述の中でも述べさせていただきましたけれども、やはりフェイクニュースですとか、あるいは先ほどの、SNSでそのいろんな間違った情報の拡散なんかに対応するのはなかなか難しくて、これを、一番王道と考えられるのは、やはり政府から、あるいはそれなりのところから専属のスポークスマンが定期的に、それも比較的、何といいましょうかね、短期間で繰り返し情報を流してそれを否定していくということが一番正しいやり方だろうというふうに思っています。
それ以外にも、例えばテレビ局などに行っておりますと、朝一番でもういろんな情報を全部見せてくださるんです。今日はこれが一番インパクトがあるからこれをニュースにしようかなという話になるんですが、そういうものというのは、どちらかというと割と怪しげなニュースも多いんですね。まあそれがむしろテレビであれするとみんなが食い付くというふうな話になるんでしょうか。
ですけれども、そういうものをしっかり、行った先ですぐ、論文検索は今もうテレビ局でもすぐできるような時代ですので、ざっと調べてみると、どうもこれはまだ論文になっていないとか、ちょっとその論文での取り上げられ方が違うとか、先ほどもお話がありましたけど、研究者によって随分その取り上げ方も違います、データの読み方も違いますので、これはやめた方がいいですよというようなことをですね。
ですから、それぞれのそのマスコミの情報発信の場でも、そういうことはある程度フィルターが掛けられるようなシステムというのを、仮にこういうふうな感染症が起こって、それこそ政情不安をあおるような要素のあるものについては管理されてもいいかなというふうに思いますね。まあいわゆる報道規制ではなくて、そういうところはきちんとそれぞれの放送局が、あるいは出版社が責任を持ってやるということを求めることはあってもいいのじゃないかなというふうに思います。
いずれにしましても、科学的な情報ができるだけたくさん集められて、その中から正しいものを正しく選んで発信していくということは極めて重要だというふうに思いますね。
それから、情報というのはそれだけじゃなくて、先ほどの政治判断もあります。だから、政治判断がどういうプロセスでされたかということも、結果だけではなくて、是非そのプロセスもお話しいただくということが大事じゃないかなと思います。