塩村あやかの発言 (内閣委員会)

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○塩村あやか君 ありがとうございます。いろいろと前に進めてくださっていることに対して、本当に感謝を申し上げたいというふうに思います。
 これで、令和五年度からいろいろ始めてくださったということで、この辺りで感染の拡大が止まっていくといいなというふうに思っているんですけれども、何せどんどん増えていくものですから追い付かないという可能性もあります。しっかりと対応していただきますように改めて申し上げて、梅毒についての質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
 続きまして、資料三、御覧ください。特定妊婦についてお伺いをしたいと思います。
 特定妊婦とは、予期しない妊娠や貧困などの問題を抱える妊婦さんのことです。国の調査では、この十年で何と八倍も増加をしているということなんですね。生まれて間もない乳児が遺棄される事件が各地で相次いでおりまして、神奈川県では昨年だけでも四名の母親が逮捕されているということになっています。予期せぬ妊娠で孤立をして、誰にも助けを求めることができず、生まれた子供を死に至らしめるということが起こっているということなんです。
 この資料のケースなんですけれども、これ、パパ活、個人売春ですね、で妊娠してしまいまして、乳児を遺棄して執行猶予付有罪判決が出た二十歳の女性のケースになります。パパ活の理由は、はまっていたアイドルにお金をつぎ込みたかったということなんですね。一種の経済困難と言えるんですけれども、こうしたケースは増加しているので、こうしたアイドルにはまったという、こうしたものについての対応はまた別の対応が必要なんだろうというふうに思っています。これはまた別の機会にというふうに思っています。
 少し話がそれてしまったんですけれども、一九年度で虐待死をした子供七十八人のうち、実母が、実母、実の母親が加害者だったのは五割を超えて四十一人にも上っています。特定妊婦の支援は、生後すぐに遺棄をされる乳児や虐待死をする子供を減らすということにつながっていくと思います。
 そこで、本日は二点、確認と要望をしたいと思っています。
 まず一点目。
 国は、特定妊婦が激増していることを重く見て、一九年から様々な支援に予算を付けたということに感謝をしております。これ、運営費の半額を補助するなど様々に行っていただいているというふうに思います。しかしながら、特定妊婦が頼ることができる入所の施設は、昨年の段階では、厚労省に確認したところ、全国で十八か所しかないんですね。DV被害者や生活困窮者の親子を受け入れる施設の二百十五か所と比較をすると格段に少ないというのが実態です。
 入所施設は必要ないという妊婦もいるかもしれませんけれども、特定妊婦は特にそもそも精神的にずたぼろになっているわけなんです。恐怖とか悩みと常に闘っている状況です。だからこそ、産もうというふうに思っている妊婦さんが二十四時間安心できる入所施設というのは必要だというふうに私は思います。
 全国二百か所以上ある母子生活支援施設に特定妊婦に対応できる人材を配置するなどして受入れ体制を強化するということは一つの解決策になると思うんですけれども、小倉大臣に見解をお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 塩村あやか

speaker_id: 30295

日付: 2023-05-09

院: 参議院

会議名: 内閣委員会