水野素子の発言 (内閣委員会)

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○水野素子君 資料六の方に当時の報道がございますけれども、こちらの方では概略が分かっていないかもしれませんので、改めて文科省政務官に対しましても御説明をさせていただきたいとも思います。
 こちらは、学校の海外での研修旅行で、引率の教諭もある中で、海外におきまして、遊泳がそもそも危ないからと禁止されている湖においてライフジャケットも何もなく泳がせた結果、二人の学生が溺死したという本当に痛ましい事件であります。それなのに、現場に行ってみますと、大変な至近距離でもあるのにもかかわらず、引率の教諭や同行した生徒は何も見ていない、いつの間にかいなくなったということしか、間接的に学校から不十分な説明しか遺族は受けることはできておりません。十分な情報提供も説明もない。そして、学校行事にもかかわらず、海外での事故のためか、刑法の適用範囲に、対象となっていないためか、日本の警察は全く動きません。
 そこで、引率教員は、実は現地の警察に携帯で撮影した画像を提出したりヒアリングを受けているのに、遺族へのこれらの資料の開示や説明はなく、外務省の御協力を得て現地の警察にお願いをして何とか一部の情報だけをもらえるということであります。これは指針の違反でもあると私は考えますので、後でその点もお尋ねしたいと思います。
 私学ですから、文科省あるいは教育委員会も主体的に動いてくれません。相談に行ってもたらい回しで、県に行ってくださいということになって、そして原因究明の調査も事故の当事者である学校が事務局で、客観性に疑問があると、本当に遺族の側は不信感、不満を持っているわけであります。その結果、報告書、これは遺族の方でも納得がいったものになっていない、だからこそ開示もできていない、社会にも説明をしていない。事故当時の関係者、今は経営は入れ替わったようですけれども、誰も責任を問われていない。突然未来のある子供たちを、家族を失った遺族は憤り、大変つらい思いをしていますが、文科省も県も動いてくれない。さらに、神奈川県の黒岩知事は、事故発生直後に遺族が面会を申し入れましたが、会おうともしませんでした。
 本件を含む私立高校、本件は私立大学附属高校でありますが、この学校行事における生徒死亡事故は、そもそも行政でどこが責任を持って、調査や改善勧告などの対応を行う責任を持っているのでしょうか。特に所轄庁がどこなのかということも含めて、御説明をお願いいたします。

発言情報

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発言者: 水野素子

speaker_id: 34869

日付: 2023-05-30

院: 参議院

会議名: 内閣委員会