船橋利実の発言 (農林水産委員会)
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○船橋利実君 ありがとうございます。
道内の水産加工業者の方々の経営規模を見ると、非常に零細の事業者の方から一定程度の規模の方まで、かなり幅が広いのが実情かというふうに思ってございます。ただ、この零細から中小あるいは大規模も含めて、全ての水産加工業に関わる事業者の方々がこれからも経営を継続をしていただく、そのために必要な投資なども十分にしていただくということが水産業全体の発展にも必要なことでもありますし、また、そのことがひいては国民の食料の安全保障にもつながっていく重要な観点であるということを申し述べさせていただきたいと思います。
また、そうした中で、水産加工業の振興を図っていくという上では、水産加工品を含む水産物の消費拡大というものが極めて重要ではないかというふうに考えております。
実は、私の友人、元々は魚の卸をされていた方が、コロナ禍でホテルとかあるいは飲食店とかに対しての卸がうまく商売としてできなくなったということから加工業に転換をされた方がおられました。この方は、この農水の事業ではなくて、たまたまものづくり補助金などを使って新しい加工機械などを導入されたということなんですけれども、ホッケとか塩サバの一夜干しを作りました。これが非常に好評を博しておりまして、こうした最先端の技術をこの融資制度なども使って広げていただくということは大事なわけでありますけれども。
そこで、我々の感覚でいうと魚は焼くという感覚があるんですけど、一夜干しですから。ところが、二十歳の女の子が買いに来たと。で、二十歳の女の子ですから、家に魚を焼くトースターなどはありますかと、オーブンなどありますかと聞いたら、ないという話で、じゃ、どうやってこの一夜干しの魚を調理して食べるんですかと聞きましたら、お米と一緒にジャーで炊く、こういうお話でありました。それで、実際に売っている側の方もそれを試してみると、確かにうまいと、こういうお話でありました。
したがって、これ、まさにその魚の食を広げていく上では、多様な食べ方、こうしたものも周知をしていく必要性というものが必要でありましょうし、今生活様式がどんどん変わっている中にあって、この水産加工品そのものの開発の手法というものも様々な工夫が必要ではないかというふうに思ってございますけれども、農林水産、水産庁として今後の水産物の消費拡大に向けた取組を最後に伺います。