寺田静の発言 (農林水産委員会)

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○寺田静君 ありがとうございます。
 衆議院の方の緑川議員の質疑の中で、ただ、この対象、その利用の対象となる魚種が三十一種類であるということも明らかにされていると思います。ただ、もっともっと魚の種類は当然あるわけで、地域によってもばらつきがあるわけなので、もっとこの対象となる魚種を広げていただきたいなということをお願いを、私からもお願いを申し上げたいというふうに思います。
 また、地元の話で恐縮ですけれども、秋田県八峰町の若手漁師らが二一年八月に立ち上げたフィッシュドアという会社では、この未利用魚が四キロ入った漁師の分け前セットというものを産直、インターネット通販の食べチョクなどで販売をして、送料別の二千円という価格の値段、価格設定で、販売開始からおよそ一年で二千セットを売り上げたということでした。漁で捕れた魚をその都度詰め合わせるので当然魚種は指定をできず、また提供できないという場合も出てくるということでした。ただ、それまでは水揚げの全体の二割ほどを破棄に回していたものを、ですけれども、それを利用できるようになったと。そして、現在はさばく前の魚しか扱えないけれども、今後は切り身でも販売できるように、その加工場の建設を見据えて資金集めに奔走しているということでした。
 秋田県の会議でも、こうした加工場などに使える補助金の情報が欲しいという話がよく出ておりますので、情報提供をしっかりと行っていただきたいですし、柔軟な運用をしていっていただきたいなというふうに思っております。
 また、別の方のお話によると、一回漁に出ると、水揚げ量の三割から四割が捨てられる未利用魚であったという話もありました。そうしたものを商品化をすれば、供給の安定した魚を安価で仕入れることができるというメリットもあるものというふうに思います。
 また、この八峰町ですけれども、漁業、なかなか魚が捕れなくなっているというところもあって、苦渋の策として未利用魚の利用のほかにサーモンの試験的な養殖も進められております。ただ、これも先月の寒波で三割が死んでしまいました。サーモンの養殖としては後発なんだと思いますけれども、ただ、まだ需要は多いんだと思います。どうか、ノウハウの提供ですとか、農業の中山間地支援ではありませんけれども、こうした小さな取組にも十分な支援をお願いしたいなというふうに思っております。
 また、SDGsの観点からいくと、養殖は、もちろんいい点はありながらも、適切な管理をしなければ海の環境を汚染する原因にもなってしまうということだと思いますので、こういうところにも国として適切な支援を是非お願いしたいというふうに思っております。
 次の質問がちょっと徳永先生の御質問とかぶってしまったので、一問飛ばさせていただきたいというふうに思います。
 次に、水産基本計画のことについてお伺いをしたいと思います。
 五年ごとに改正をされているこの水産基本計画ですけれども、この漁業生産量の目標というものを達成できているんでしょうか。端的にお答えください。

発言情報

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発言者: 寺田静

speaker_id: 21726

日付: 2023-03-30

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会