小林信一の発言 (農林水産委員会)

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○参考人(小林信一君) ありがとうございます。
 例えば酪農においても、先ほど申しましたように、北海道が四割ということですけれども、北海道でも東半分が八割ですので、地域集中がかなり進んでいるということなんですね。一方、例えばある県、具体的に言いますと和歌山なんかは数軒ぐらいになってしまうという形で、酪農以外にも畜産農家が非常に減少していく。養鶏でも二千を切るですとか、養豚でも三千幾つですとかですね、酪農経営も全体で一万一千とか二千ぐらいの数字になって、一万を切るんじゃないかというぐらいになっていると。ということは、当然、各地域においてはもう既に、私も何年か前に各市町村ごとに酪農とか畜産がいない市町村の割合も出したんですが、今ちょっと覚えていないんですが、そういうのがかなりあるような状況になってきているということがあります。
 そのことが、やはり一方では特産地化するということのメリット、いわゆる効率化ですとかそういう、あるいは産地がブランド化するというふうなことはあるんですけれども、それは今まではメリットだったんですが、これからは、農地の利用ですとか、あるいはいろんな感染症なんかも含めた天変地異に対するいわゆる強靱性という面では相当リスクが高いという、そこをやはり考えながら推進していくということが必要ではないかということなんですね。
 ですから、政策の力点というのがこれからはリスクヘッジということにかなり重きを置いてやっていただきたいと、その一環として、畜産経営が全国に、市町村にどこにもあるということを実現していただけるような政策をやっていただきたいということがお願いでございます。

発言情報

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発言者: 小林信一

speaker_id: 27855

日付: 2023-06-01

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会