小林信一の発言 (農林水産委員会)

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○参考人(小林信一君) 霜降りの生産、過度な生産に対して、みどりの問題との絡みということですよね。
 霜降り、要するに肉牛ですとA5ランクというふうな最高なランク、これは何を基準にするかといろいろあるんですけれども、やはり一番が霜降りの度合いということで、これは生産者が非常に苦労をされて、その割合を、A5の割合というのを非常に高めてきたわけですね。
 これは、安価な、そして品質が急速に良くなっている輸入牛肉、例えば和牛というのは、今、日本の和牛じゃなくてオーストラリア和牛の方が世界的にはスタンダードになっているという状況の中で、差別化を図るという意味で霜降りをどんどん高めてきたということが、それは一定の成果なんですけれども、次のフェーズを考えた場合は、濃厚飼料を多給するというのは当然コストが掛かりますし、実は消費者もそれほど好んでいないんではないかというのが私たちの調査の結果なんですね。
 むしろ赤肉で肉を感じるようなものを、おいしい赤肉を食べたいという、そういうふうに変わってきているわけですから、それをやはりきちっと捉えた生産の仕方というのをやっていくというのが、濃厚飼料依存ではない自給飼料に、あるいは草に依存するような生産の仕方というのは、これから消費者にも受けるような時代が来るんだろうと、それを先取りしていくということが必要ですし、EUはそういった政策的に農法を転換してきたという、そういう、三十年、四十年の中でですね、そういうものを日本もこれからやっていただきたいということであります。
 以上です。

発言情報

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発言者: 小林信一

speaker_id: 27855

日付: 2023-06-01

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会