小林信一の発言 (農林水産委員会)
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○参考人(小林信一君) ありがとうございます。
畜安法の目的として需給安定ということはあると思うんですけれども、不足払い法からいわゆる再生産を保障するようなというようなこともあったと思うんですね。だから、生産を確保できる、つまりは生産者が安心して後継者も持てるような、そういうような経営環境をつくるというのが国の役割だというふうに思います。それがあって初めて需給安定というのがあるんじゃないかというふうに思うんですね。
それは、ですから、私、一言一句覚えてはいないんですけど、目的の中で、それだけじゃなくて、たしか再生産ということもあるのかなというふうに私は思っているんですけれども、ですから、長期的な形での、私が申し上げたような所得補償をするようなものが必要であろうと。
その中で、輸入をどう考えるか。先ほど十三万七千トンの輸入義務のお話があったんですけれども、日本は非常に真面目で、何でも律儀に守ってきて、結果的には不足払い制度をなくしたというのも、国際的に約束だというふうに言って固定支払にしたということがあるんですが、ほかの国を見ると、EUとかあるいはアメリカなんかは、ある意味では、何というんですか、政策的に真っ赤に近いようなものをやり続けているということで、構わないという、そういうことであれば、もっと日本も、何というんでしょうか、したたかにというんですかね、したたかに国を守る、したたかに国、国内の生産者を守るような施策を是非していただきたいと。
ですから、輸入を全くやめるとか、あるいはこれからまた輸入障壁を高くするというのは多分無理だと思うんですけれども、そうでなければ、やっぱり国産をきちんと生産し、それが、消費者がきちんと価値を見出して、国産がいいということで食べるというような方向に持っていっていただくということで、価格的にも、今実は日本は非常に貧乏になっていますけれども、価格的には競争できるような状況に逆になっているというところもあるわけで、そういう苦境をメリットにする、武器にするという、そういう戦略もあるのではないかというふうに思います。
なかなかこれという回答はないんですけれども、今考えていることはそういうことです。
ありがとうございました。