花村博文の発言 (法務委員会)

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○政府参考人(花村博文君) お答えします。
 高齢受刑者の処遇に当たりましては、その精神状況、身体状況等を的確に把握し、それらに応じて福祉的な見地からも対応することが重要であると認識をしております。
 刑事施設におきましては、高齢受刑者に限らず、個々の受刑者について、医学、心理学、教育学、その他の専門的知識及び技術等を有する職員による処遇調査を通じてその特性を把握しているところ、高齢受刑者につきましては、認知症のスクリーニング検査の結果や受刑生活の状況等から、認知症又は認知症傾向のある受刑者の把握に努めているところです。
 その上で、高齢受刑者に対しては、個々の体力や能力等に合わせて様々な刑務作業を実施しておりますほか、高齢受刑者等の円滑な社会復帰を図るため、地方公共団体や福祉関係機関等の協力を得ながら、基本的動作能力や体力を維持、向上させるとともに、基本的生活能力や各種福祉制度に関する基礎的知識等を習得させることを目的とした社会復帰支援指導プログラムを実施しております。また、認知症又は認知症傾向のある受刑者に対しては、可能な限り集団処遇の機会を設け、認知症の進行をできるだけ遅らせる、症状等に応じて一般の受刑者とは異なる個別の処遇を行うなどの配慮を行っております。
 さらに、高齢等により出所後の自立が困難な者に対しては、社会福祉士等の資格を有する職員などが福祉サービスのニーズ等を調査、確認するとともに、円滑に福祉サービスを受けることができるよう、地域生活定着支援センター等の関係機関と連携した福祉的支援を実施しているところでございます。
 引き続き、関係機関等と連携をしながら、高齢受刑者の再犯防止及び円滑な社会復帰に向け、福祉的支援の充実に努めてまいりたいと考えております。

発言情報

speech_id: 121115206X01020230425_012

発言者: 花村博文

speaker_id: 27870

日付: 2023-04-25

院: 参議院

会議名: 法務委員会