田中昌史の発言 (法務委員会)
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○田中昌史君 ありがとうございます。
私が期待したいのは、是非、その入口から出口、入所中、出口、一貫して、その人なりのしっかりとした情報を外部の方も含めて是非しっかり共有しながら適切に判断できる、まあ情報がもらってもその人が適切に判断できなければ余り意味がない話になってくる、これは私がいる医療の世界も全く同じで、やっぱり情報はしっかりと一貫して共有化されるということと、それから、それに対しての判断する能力を一人一人がしっかり持って適切な対応を取るということは、これは極めて大事なことだというふうに思っておりますので、今、認知症のスクリーニング検査から始まってしっかりとプログラムを組んでいかれるんだというお話がありました。是非そういった視点を踏まえて取り組んでいただきたいなというふうに思っております。
平成十九年度に行われた、罪を犯した障害者の地域生活を支援する研究ということで、これ有名な研究だと思うんですけれども、一般刑務所の十五か所、二万七千余りの入所者についての実態調査が行われて、認知症の方々かなりいらっしゃるという結果に基づいてこの認知症スクリーニング検査が取り組まれたというふうに理解をしています。
恐らく、高齢社会においては、これからますますこの認知症の方が増えていくと。施設の方、更生施設の方に伺ったところ、やっぱり認知症が背景にあって金銭管理ができないですとか、数年前にあった犯罪白書なんかでも、高齢者の方が万引きする平均金額が二千円余りという、二千円強の品物を盗むと。
年金をもらったりとかしていると思うんですけれども、それでなぜ二千円程度のものを万引きしたり窃盗するのかというところは、やっぱり金銭管理がちゃんと十分できないとか、そういった背景もしっかりあるんだと思うので、是非、この認知症、今後増えていくだろうというふうに予想されますので、この辺りのフォローアップなり、しっかりとした適切な対応、指導を是非お願いをしたいなというふうに思っております。
刑事施設を出所する、今度、出口に向かってという話なんですが、出所する高齢者につきまして、出所後の生活再建に向けた一貫した対応が必要ですということを思っております。
そのために、更生保護施設あるいは自立準備ホーム、こういったところがしっかりと整備されて、その施設との連携も含めた取組がされていますが、具体的にこの更生施設や自立準備ホームとの連携がどのように行われているのかということと、それから、出所者の生活自立に必要な事項や犯罪の背景にあった理由などの情報の共有がしっかり行われていらっしゃるかどうかということについて伺いたいと思います。