花村博文の発言 (法務委員会)
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○政府参考人(花村博文君) お答えします。
御指摘のとおり、処遇上配慮を要する者に対する処遇体制を充実させていくことは、拘禁刑導入後に個々の受刑者の特性に応じた矯正処遇を実施していく上で極めて重要な課題と認識をしております。
そのための具体的な取組として、例えば、高齢又は障害により認知機能や身体機能の低下が懸念される受刑者には、当該機能の維持向上に関する作業、出所後の社会適応に必要な知識、能力を付与する改善指導、福祉的支援等の社会復帰支援をバランスよく実施すること、依存症などの問題性を抱える受刑者には、その問題性に着目した指導と出所後の就労を見据えての作業を個々の特性に応じバランスよく実施すること、学力の不足により社会生活に支障がある者のように教科教育等を十分に行うべき若年の受刑者には、学力向上のための指導を中心とした処遇を実施することなど、受刑者の特性に応じた柔軟な処遇を検討しているところでございます。
こうした処遇を適切に実施していくためには、受刑者の人権を尊重しつつ、改善更生に向けた意欲を喚起していく必要があるという点を第一線の刑務官がしっかりと認識することが重要であり、先ほど御指摘のあった組織風土の改善と併せ、刑務官の意識改革を図ってまいりたいと考えております。