岸田文雄の発言 (本会議)

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○内閣総理大臣(岸田文雄君) 和田政宗議員の御質問にお答えいたします。
 欧州、北米訪問における各国首脳との会談の成果及びそれをG7広島サミットに向けてどのように発展させていくかについてお尋ねがありました。
 今回訪問した、G7メンバーであるフランス、イタリア、英国、カナダ及び米国のそれぞれの首脳とは、二国間の懸案、協力について、そしてウクライナ情勢を始め緊迫している地域の情勢認識について、率直かつ突っ込んだ意見交換を行いました。
 また、私から各国首脳に対し、G7広島サミットに向けた議長国としての考え方を説明し、今年一年を通じたG7プロセスの進め方についてじっくりと話し合うことができました。その結果、G7が結束して法の支配に基づく国際秩序を守り抜くべく連携していくことについて、改めて確認することができました。
 安全保障に関しては、昨年末に策定した我が国の新たな国家安全保障戦略等の内容に関し私から各国首脳に対して説明をし、いずれの首脳からも前向きな反応をいただきました。
 今回、各国首脳と意見交換を重ねる中で、国際社会を主導していく責任の重さと日本に対する期待の大きさを改めて強く感じる歴訪となりました。各国首脳との議論も踏まえ、引き続きG7各国と連携しながら、G7広島サミットに向けた準備を進めてまいります。
 参議院における決算審議の意義等についてお尋ねがありました。
 これまでの参議院における決算審議に対する改革を踏まえ、政府としては、決算の早期提出や審議内容の予算への反映などに取り組んでまいりました。
 特に、参議院における警告決議に対しては、指摘事項の一つ一つについて次年度以降の予算に反映させるなど、適切に対応した上で、政府として、講じた措置を国会へ御報告しております。
 政府としては、これらの国会決議を重く受け止めるとともに、今後とも、事務事業の是正改善を行い、予算執行や次年度以降の予算に適切に反映させてまいります。
 コロナ対策の給付金や助成金についてお尋ねがありました。
 コロナ禍において、様々な助成金等により事業主や国民に対して支援を行ってきたところですが、事務負担の軽減や迅速支給を図る一方で、不正受給が発生したこと、これは遺憾なことです。
 会計検査院の指摘等も踏まえ、既に必要な措置を講じているところですが、引き続き、事務負担の軽減を図りつつ、迅速かつ適正な支給が可能となるよう、デジタル技術の活用も含め、各助成金等に応じた対応を講じてまいります。
 研究開発を担う国の機関における人材や予算の充実についてお尋ねがありました。
 研究開発を担う主要な国の機関や独立行政法人について申し上げますと、令和五年度当初予算において、運営資金として、令和四年度よりも多い約七千五百億円を計上するとともに、令和四年度補正予算においても、JAXA、産業技術総合研究所など向けの予算として約二千億円を計上するなど、必要予算の確保を行っています。
 また、各機関において競争的研究費の獲得に向けた取組を強化しています。
 人材についても、各機関における計画的な人事、人材育成に加え、大学や民間企業との人事交流等による優秀な人材の確保に努めています。
 今後とも、効率的かつ適切な予算の執行や人材の確保に向けた取組を着実に進め、我が国としての科学技術力、イノベーション力の向上を進めてまいります。
 残余の質問については、関係大臣から答弁をさせます。(拍手)
   〔国務大臣鈴木俊一君登壇、拍手〕

発言情報

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発言者: 岸田文雄

speaker_id: 6324

日付: 2023-01-24

院: 参議院

会議名: 本会議