岸田文雄の発言 (本会議)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 羽田次郎議員の御質問にお答えいたします。
決算審議の予算編成への反映等についてお尋ねがありました。
決算結果を予算編成作業に適切に反映し、予算の効率的かつ適切な執行につなげていくことは重要であると考えております。また、これまでの参議院における決算審議に対する改革を踏まえ、決算の早期提出などに取り組んでおり、令和三年度決算については、昨年十一月に国会へ提出するとともに、令和五年度予算編成等に反映してきたところです。
提出した決算を御審議していただく具体的な日程等は国会においてお決めいただくものと承知しておりますが、いずれにせよ、政府としては、引き続き、決算書類の早期提出、そして決算結果の予算への反映、これに努めてまいりたいと考えております。
答弁を差し控えるとの答弁についてお尋ねがありました。
国会において、政府の方針や政府による決断を形にした予算や法律案について、国会の場において国民の前で正々堂々と議論をする、これは大変重要なことであると考えており、施政方針演説の中でもその旨申し上げました。
他方、いただく質問の中には、国会の権能に属することであり政府の立場からお答えすることが適当でないと考えられるもの、また、外交や危機管理、市場への影響などの観点からお答えすることが適当でないと考えられるもの、また、議論が行われている最中であり予断を持ってお答えすることが適当でないと考えられるものなどがあり、一定の限られた場合にはお答えを控える旨申し上げることがあることは事実であります。
しかしながら、そうした場合であっても、極力私の考えを丁寧に説明するよう心を砕いており、御指摘のような、聞く気がないとか答弁拒否との御指摘は当たらないと考えております。
防衛予算増額に向けた安定財源についてお尋ねがありました。
抜本的に強化される防衛力は将来にわたって維持強化していかなければならず、これを安定的に支えるため、令和九年度以降、裏付けとなる毎年度約四兆円のしっかりとした財源が必要となります。財源確保に当たっては、国民の御負担をできるだけ抑えるべく行財政改革の努力を最大限行った上で、それでも足りない約四分の一については、将来の世代に先送りすることなく、令和九年度に向けて、今を生きる我々が将来世代への責任として対応すべきものであると考えております。
その際、税制措置について国民の負担感をできるだけ抑える観点から、個人、法人への影響については最大限配慮する仕組みにすることとしております。
こうした内閣の方針について、国民の皆様に御理解を深めていただけるよう、国会での議論を含め、引き続き丁寧な説明を行っていく考えです。
そして、いずれにせよ、何についてどのように国民の信を問うのかということについては、時の内閣総理大臣の専権事項として適切に判断をいたします。
令和三年度決算の繰越額や不用額の要因についてお尋ねがありました。
令和三年度決算については、新型コロナの感染の影響が不透明な中で、事業者等への支援に万全を期すため十分な予算を措置したことや、地方自治体や事業者等からの申請を受けて支出するものが多いといった事情もあり、繰越しや不用が生じたものと考えております。
また、補正予算編成時においては、経済対策の速やかな実行に向けて、それぞれ緊要性のある政策課題に対応するために必要額を精査した上で計上しており、その際には、内閣府の経済財政諮問会議などの場で、外部有識者の御意見も伺いながら経済対策を策定してきたところです。
さらに、経済対策に盛り込まれた主な事業については、経済財政諮問会議において執行状況のフォローアップを行い、公表をしているところです。
新型コロナの関連事業の情報提供等についてお尋ねがありました。
会計検査院による令和三年度決算検査報告において、御指摘の所見で示されたとおり、新型コロナ対策事業の透明性や国民への説明責任は重要であると考えております。
政府としては、検査報告の趣旨をしっかりと受け止め、先ほど申し上げた経済財政諮問会議における経済対策のフォローアップ、これを活用しながら、新型コロナ対策について国民に対して丁寧な説明を行ってまいりたいと考えております。
残余の質問については、関係大臣から答弁をさせます。(拍手)
〔国務大臣加藤勝信君登壇、拍手〕