加藤勝信の発言 (本会議)
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○国務大臣(加藤勝信君) こやり隆史議員の御質問にお答えいたします。
後期高齢者負担率の見直しについてお尋ねがありました。
本法案では、後期高齢者医療制度の創設以来、後期高齢者の保険料の伸びを現役世代が負担する支援金の伸びが大きく上回っていることを踏まえ、後期高齢者一人当たりの保険料と現役世代一人当たりの後期高齢者支援金の伸び率が同じとなるよう、すなわち後期高齢者と現役世代の負担の伸び率が同じとなるよう制度を見直すこととしています。その際、高齢者全員に一律の負担をお願いするのではなく、低所得の方々の負担増が生じないよう、負担能力に応じた負担とするとともに、激変緩和措置を講じることとしています。
こうした見直しにより、後期高齢者医療制度を、現役世代の負担の上昇を抑制しつつ、負担能力に応じ、全世代で公平に支え合う仕組みに見直します。
健康保険組合の持続可能性などについてお尋ねがありました。
本法案では、急増する高齢者の医療費について、現役世代の負担の上昇を抑制するため、後期高齢者医療制度における後期高齢者負担率を見直すこととしています。また、被用者保険者間で二倍を大きく超える保険料率の格差が生じている現状を踏まえ、世代間のみならず世代内でも負担能力に応じた仕組みを強化する観点から、前期高齢者の医療給付費を保険者間で財政調整する仕組みにおいて、被用者保険者間では報酬水準に応じた調整を導入し、あわせて、企業の賃上げ努力を促進する形で健康保険組合に対する既存の支援を見直すとともに、更なる支援を行うこととしております。
質の高い医療・介護サービスの実現についてお尋ねがありました。
本法案では、国民、患者がかかりつけ医機能を有する医療機関を適切に選択できるように情報提供を強化するとともに、医療機関が協議を通じて在宅医療の提供や介護サービス等との連携などのかかりつけ医機能の内容を強化し、地域で必要な機能を確保するほか、医療機関や介護事業所等の関係者間で利用者の介護情報などを電子的に閲覧できる情報基盤の整備などを行うこととしています。
今後、高齢化の進展などに伴い、地域の医療、介護の担い手の確保が困難になる中で、こうした制度整備を通じて、医療、介護間の連携を強化し、全ての国民がそれぞれの地域において質の高い医療・介護サービスを必要に応じて受けることができる体制を確保してまいります。(拍手)
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