春名茂の発言 (予算委員会)

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○政府参考人(春名茂君) 先生御指摘のとおり、我が国の裁判は三審制を採用しているところでございまして、その目的は、慎重な裁判を行うことで裁判の誤りを防ぐところにあると承知しております。
 また、我が国の裁判は、対審構造を基礎として、上告や上告受理申立てにつきましては当事者双方ができるものとして民事訴訟法に定められており、控訴審の判断において、憲法の解釈に誤りがある場合、法令の解釈、適用に関して法律上の重大な問題を含んでいる場合などは、国として法の支配の観点から最高裁判所による判断を仰ぐ必要がございます。
 したがいまして、国が高等裁判所で敗訴した場合に一律に上訴権を放棄することはできないと考えているところでございます。
 実際にも、これまで、高等裁判所で敗訴した場合、個別の事案ごとに判決内容を検討し、民事訴訟法の規定を踏まえ、関係機関と協議して上告等をするか否かを適切に判断したところでございまして、国を当事者とする訴訟を所管する法務省としては、今後も同様に、適切に対応してまいりたいと考えております。

発言情報

speech_id: 121115261X00920230314_089

発言者: 春名茂

speaker_id: 34271

日付: 2023-03-14

院: 参議院

会議名: 予算委員会