船橋利実の発言 (予算委員会)
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○船橋利実君 今ほど御答弁いただきましたけれども、もう少し業界との対話なども含めて実情を踏まえていただいた中で、必要な人材が確保されるような処遇改善につながっていくようにこの単価の設定というものを是非検討していっていただきたいと思います。
時間の都合で質問の順序を変えさせていただいて、防衛力の強化策について次にお伺いをさせていただきます。
我が国の厳しい安全保障環境を踏まえた防衛力の抜本的強化、これは待ったなしであります。今回の防衛力強化に向けた検討の中で、戦車や戦闘機などの正面装備品の運用に不可欠な部品や弾薬が不足している実態が明らかになりました。部品等のサプライチェーンの再構築など、安定的な供給体制を早急に整備しなければなりません。
こうした防衛力の整備、維持及び運用をする上で欠かせないのが、有事に備えた輸送力の確保であります。そこで、以下お伺いをいたします。
まず、輸送ルートの確保について伺います。
申すまでもありませんが、各部隊や装備品等の迅速な移動、交代要員や補給品等の輸送が安定的に行える輸送ルート確立は国防上重要であります。しかし、この観点から輸送ルートの在り方を政府全体で共有しているとは言えない現状があります。
その一つが、陸上輸送の主であります道路、鉄路上の長大トンネル内は安全性を考慮して弾薬の輸送を認めていないことであります。そのため、迂回ルートや積替えを余儀なくされ、最短距離、時間で輸送できておりません。実際、私の地元北海道は全国の七割の火薬庫が配備されておりますけれども、青函トンネルの開業以来、一度も貨物列車で運搬したことがありません。民間フェリーに頼っている、ほとんど民間フェリーに頼っているのが現状であります。もし公海である津軽海峡が他国によって海上封鎖されますと、民間フェリーによる各部隊や弾薬、装備品の輸送ルート確保は困難となります。
こうした事態を含め様々な有事を想定し、迅速かつ安定的な輸送ルートを確保することが重要であり、長大トンネル区間を有する青函トンネルや全国各地の道路、鉄路で弾薬など火薬類の輸送を、安全性を確保した上で輸送を可能とすべきでありますけれども、見解をお聞かせください。