西村明宏の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(西村明宏君) 若松委員御指摘の今月二十日に公表されましたIPCCの第六次評価報告書の統合報告書、これは、温暖化を一・五度に抑えるには、この十年間に全ての部門において急速かつ大幅で即時の温室効果ガス排出削減が必要であることを示しておりまして、人類に対する科学の強いメッセージであるというふうに認識しております。
 この報告書におきましては、地球規模のモデル解析において世界の気温上昇を一・五度に抑える経路は、世界全体の温室効果ガス排出量を二〇三〇年までに二〇一九年の水準から約四三%削減して、二〇三五年までに委員御指摘のように約六〇%削減し、CO2排出量を二〇五〇年代前半に正味ゼロにするものであるということが示されました。
 我が国は、二〇五〇年のカーボンニュートラル実現に向けまして、それと整合的な二〇三〇年度四六%の削減目標と五〇%の高みに向けた挑戦を掲げているところでございます。まずはこれらの達成、実現に向けて、地球温暖化対策計画、エネルギー基本計画、GX基本方針に基づく対策、施策を着実に実施してまいりたいというふうに考えております。
 今年四月に開催されますG7札幌気候・エネルギー・環境大臣会合では、気候変動はもちろんのことでありますが、生物多様性、そして循環経済、環境汚染など、社会経済システムの変革が必要となる課題を取り上げる予定でございます。世界が直面する危機の対応の緊急性、全てのセクター及びステークホルダーによる具体的な行動の必要性、これを共有してまいりたいというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 西村明宏

speaker_id: 15092

日付: 2023-03-28

院: 参議院

会議名: 予算委員会