予算委員会

2023-03-28 参議院 全299発言

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会議録情報#0
令和五年三月二十八日(火曜日)
   午前九時五分開会
    ─────────────
   委員の異動
 三月二十七日
    辞任         補欠選任
     宮崎 雅夫君     島村  大君
     田村 まみ君     大塚 耕平君
     井上 哲士君     田村 智子君
     木村 英子君     山本 太郎君
 三月二十八日
    辞任         補欠選任
     東   徹君     音喜多 駿君
     大塚 耕平君     嘉田由紀子君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         末松 信介君
    理 事
                足立 敏之君
                大野 泰正君
                片山さつき君
                高橋はるみ君
                藤川 政人君
                石橋 通宏君
                杉尾 秀哉君
                矢倉 克夫君
                片山 大介君
    委 員
                朝日健太郎君
                有村 治子君
                猪口 邦子君
                臼井 正一君
                小林 一大君
                古庄 玄知君
                島村  大君
                田中 昌史君
                中田  宏君
                長谷川 岳君
                広瀬めぐみ君
                船橋 利実君
                堀井  巌君
                松川 るい君
                松下 新平君
                山田 俊男君
                若林 洋平君
                石垣のりこ君
                古賀 千景君
                塩村あやか君
                辻元 清美君
                福島みずほ君
                村田 享子君
                塩田 博昭君
                宮崎  勝君
                山本 香苗君
                若松 謙維君
                青島 健太君
                音喜多 駿君
                串田 誠一君
                礒崎 哲史君
                大塚 耕平君
                嘉田由紀子君
                田村 智子君
                山添  拓君
                山本 太郎君
   国務大臣
       内閣総理大臣   岸田 文雄君
       総務大臣     松本 剛明君
       法務大臣     齋藤  健君
       外務大臣     林  芳正君
       財務大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(金融)
       )        鈴木 俊一君
       文部科学大臣
       国務大臣     永岡 桂子君
       厚生労働大臣   加藤 勝信君
       農林水産大臣   野村 哲郎君
       経済産業大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(原子力
       損害賠償・廃炉
       等支援機構))  西村 康稔君
       国土交通大臣
       国務大臣     斉藤 鉄夫君
       環境大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(原子力
       防災))     西村 明宏君
       防衛大臣     浜田 靖一君
       国務大臣
       (内閣官房長官) 松野 博一君
       国務大臣
       (デジタル大臣)
       (内閣府特命担
       当大臣(消費者
       及び食品安全、
       デジタル改革)
       )        河野 太郎君
       国務大臣
       (復興大臣)   渡辺 博道君
       国務大臣
       (国家公安委員
       会委員長)
       (内閣府特命担
       当大臣(防災、
       海洋政策))   谷  公一君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(少子化
       対策、男女共同
       参画))     小倉 將信君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(知的財
       産戦略、科学技
       術政策、宇宙政
       策、経済安全保
       障))      高市 早苗君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(沖縄及
       び北方対策、規
       制改革、地方創
       生、クールジャ
       パン戦略、アイ
       ヌ施策))    岡田 直樹君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(経済財
       政政策))    後藤 茂之君
   副大臣
       財務副大臣    秋野 公造君
   政府特別補佐人
       内閣法制局長官  近藤 正春君
       原子力規制委員
       会委員長     山中 伸介君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        星  正彦君
   政府参考人
       内閣官房内閣審
       議官       加野 幸司君
       総務省大臣官房
       総括審議官    山野  謙君
       総務省行政管理
       局長       稲山 文男君
       総務省情報流通
       行政局長     小笠原陽一君
       外務省大臣官房
       審議官      岩本 桂一君
       外務省大臣官房
       参事官      林   誠君
       外務省大臣官房
       参事官      北村 俊博君
       外務省総合外交
       政策局長     市川 恵一君
       外務省総合外交
       政策局軍縮不拡
       散・科学部長   海部  篤君
       外務省アジア大
       洋州局南部アジ
       ア部長      有馬  裕君
       外務省北米局長  河邉 賢裕君
       外務省中東アフ
       リカ局長     長岡 寛介君
       文部科学省高等
       教育局長     池田 貴城君
       厚生労働省健康
       局長       佐原 康之君
       厚生労働省医薬
       ・生活衛生局長  八神 敦雄君
       厚生労働省雇用
       環境・均等局長  村山  誠君
       資源エネルギー
       庁資源・燃料部
       長        定光 裕樹君
       資源エネルギー
       庁電力・ガス事
       業部長      松山 泰浩君
       環境省地球環境
       局長       松澤  裕君
       環境省環境再生
       ・資源循環局長  土居健太郎君
       防衛省防衛政策
       局長       増田 和夫君
       防衛省整備計画
       局長       川嶋 貴樹君
       防衛装備庁長官  土本 英樹君
   参考人
       日本銀行総裁   黒田 東彦君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○参考人の出席要求に関する件
○令和五年度一般会計予算(内閣提出、衆議院送
 付)
○令和五年度特別会計予算(内閣提出、衆議院送
 付)
○令和五年度政府関係機関予算(内閣提出、衆議
 院送付)
    ─────────────
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末松信介#1
○委員長(末松信介君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
 令和五年度総予算三案審査のため、本日の委員会に日本銀行総裁黒田東彦君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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末松信介#2
○委員長(末松信介君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
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末松信介#3
○委員長(末松信介君) 令和五年度総予算三案に関する理事会決定事項について御報告いたします。
 本日は、締めくくり質疑を六十分行うこととし、各会派への割当て時間は、自由民主党五分、立憲民主・社民二十二分、公明党七分、日本維新の会十一分、国民民主党・新緑風会六分、日本共産党六分、れいわ新選組三分、質疑順位につきましてはお手元の通告表のとおりでございます。
    ─────────────
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末松信介#4
○委員長(末松信介君) 令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、これより締めくくり質疑に入ります。片山さつきさん。
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片山さつき#5
○片山さつき君 自由民主党の片山さつきです。
 コロナに加え、ロシアの違法な戦争で、旅館、ホテル業はこの三年で七億泊を失い、食の団体連合会、六兆円外食が消滅し、地域公共交通の累積赤字が五千億円を超えています。直接には政府や地方自治体による緊急事態宣言その他の行動制限が売上げを大幅に減らしたことは否めず、その間、事業者の資金繰りを救ったのが四十三兆円超のゼロゼロ融資でありまして、日本は倒産件数をかえってコロナ前よりも低めに抑えられている。
 この結果は経済政策として成功だったと思いますが、当然の結果として、民間金融機関ゼロゼロが百三十七万借りていらっしゃるんですが、一定の割合は過剰債務状態に陥りますから、これを見越して、自民党の昨年の参院選の公約や骨太の方針では、過剰債務の債務減免あるいは過剰債務の圧縮ということを明記しているわけでございます。この七月に返済のピークの山が来るんですけれども、借換え保証一億円までというのをつくって我々もこれを推奨しておりますが、残念ながら、今までのところ一万七千件しか実績がありません。百三十七万件で一万七千件しかありません。
 総理、やはりこのリスクはとても民間の普通の事業者には負えませんので、何とか、万が一にも、債務の圧縮も含めてきちっと事業再生につなげて、万が一にも、案件がたなざらしされて債務者区分が急に落とされた、今までは保証料も金利もゼロだけど、あなたは第六区分だから二・五%よと言われたら、その激変には耐えられないので、御対応をお願いしたいんですが、まず岸田総理から総論を、それから具体的にこの政策を全国に行き渡らすために鈴木金融担当大臣から、お二人に伺わせていただきます。
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岸田文雄#6
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 新型コロナや物価高騰などにより事業者は引き続き厳しい状況に置かれており、政府としては、コロナ禍で雇用の維持と事業の継続を目的にゼロゼロ融資が導入されたことを踏まえ、債務減免を含めた債務整理等、借り手の事業者に最大限寄り添った総合的な支援に取り組んでいくことが重要であると考えております。
 具体的には、自民党金融調査会の提言もしっかりと受け止め、REVICによるファンドを活用した事業再生支援、日本公庫等による資本性劣後ローンの活用を通じた資本基盤の強化、新たなコロナ借換え保証制度の活用や民間金融機関による債権区分の柔軟な判断に基づく積極的な資金繰り支援、これらを通じて事業支援に万全を期してまいりたいと考えております。
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鈴木俊一#7
○国務大臣(鈴木俊一君) ただいま総理から御答弁があったわけでありますが、金融庁といたしましても、自民党金融調査会の御提言もしっかり受け止めて、様々な支援策、これを全力で推進してまいりたいと思っております。
 大事なのは、そうした支援策が実際に活用されるためには、金融機関の現場まで施策の内容が十分に浸透すること、これが重要であると考えます。金融機関の経営層に対して要請するだけではなく、財務局とも連携をしながら、全国各地で金融機関の現場に対し事業者支援策や実例等についての説明会を開催していきたいと考えております。
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片山さつき#8
○片山さつき君 ここに来るまでに、ホテル業界、それから地域交通、さらに食団連、大変ヒアリングをいたしまして、もう血を吐くような思いで言ってきていらっしゃいます。
 それから、中小企業庁にも本当にこの間よくやっていただいているんですけれども、やはり一万七千件しか借換え融資の信用保証協会のものがないということは、金利が高いんですよ。やはり、制度融資を各都道府県が持っていますが、そこに地方創生臨時交付金等を充てて金利をがたんと下げてあげないと、〇が二・五ではこれは耐えられない、普通の会社はみんな耐えられないですから。
 そういったことも岡田大臣にお願いしつつ、実は債権を、過剰債務の債務を圧縮するためには求償権放棄条例というのが各県に必要なんですが、実は兵庫にも広島にもまだないんで、全国十一県ありません。その部分でありますとか、銀行で事業再生に従事できる、信用金庫で、恐らく全国で数万人いないんですよ。それを考えると、認定支援機関のフル活用も必要ですし、一億円では保証額が足りないという声もありますが、西村大臣、万全を期していただくようお願いをいたします。
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西
西村康稔#9
○国務大臣(西村康稔君) 中小企業への資金繰りを万全に期すようにという御質問でございます。
 まず、御指摘の信用保証協会の求償権が足かせになるケースがありますので、これ、もう御案内のとおり、自治体が首長の承認で、議会の承認を得ずとも自らの請求権を放棄できるようにすることで、まさに信用保証協会が求償権を放棄しやすくする条例の整備を繰り返し要請してきております。
 御指摘のように、五十一自治体のうち、信用保証協会が存在するですね、そのうち十一自治体が求償権の放棄条例を未制定であります。広島においても具体的な検討が進んでおりますし、兵庫も震災のときの債権との関係で整理をしながら進めていると聞いておりますが、引き続き要請を行ってまいりたいと考えております。
 そして、関連で申し上げますと、中小企業基盤整備機構ですね、ここが中小企業再生ファンドに出資をして、これまで六百五十四社支援をし、四百九十一社再生完了しておりますが、コロナ禍以降の債権買取りは、全て額面より低い金額で買い取った、いわゆるディスカウント案件であります。これまで二十のファンドに出資しておりますけれども、引き続き取組強化したいと思います。
 それから、税理士等の認定支援機関活用した経営改善計画策定支援事業あるいは早期経営改善計画策定支援事業、こうしたものについて予算を上積みしながら、これまで四万件ほどの支援を行ってきておりますけれども、引き続きこうした支援を行いながら万全を期していきたいと考えております。
 そして、コロナ借換え保証について、一万七千件ということで御指摘ございましたけれども、多額の借換えニーズに対応するために上限額二・八億円の経営改善サポート保証も用意をしておりまして、これまで二千数百件の利用があります。旅館業を始め、資金ニーズの大きな、そうした中小企業の状況も含めて丁寧に把握しながら、御指摘のように、中小企業の資金繰りに万全を期していきたいというふうに考えております。
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片山さつき#10
○片山さつき君 御指摘の旅館、ホテル業の大手ですとか地域公共交通というのは、地域の基幹産業で住民のインフラなんですけれども、あの長崎のハウステンボス、香港ファンドに買われてしまいましたが、重要土地等調査法では対象にならないんです。私も地方創生担当大臣のときに、上から見て、その米軍住宅への近さには驚愕を感じましたよ、あそこからドローンを飛ばされたらどうするのかと。
 率直に、この法改正も我々は一生懸命やりたいと思いますが、これを待っている前に返済の夏が来てしまいますので、総理、やはりこの基幹的なものについては、経済安全保障の概念がううんと今、高まっている今、方針として日の丸事業再生じゃなきゃ駄目だと思うんですね。何をどうということではないんですが、その方針と姿勢自体を岸田総理からお願いしたいと思います。
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岸田文雄#11
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 地域経済の基幹となる産業、それから地域経済の中核となる事業者への支援については、経済安全保障の観点や地域経済全体への影響も踏まえて万全の対応を考えていく必要があると思います。
 このため、地域経済活性化支援機構、REVICについては、令和五年度予算において政府保証借入枠を二兆円から三兆円に拡大するなど、新型コロナの影響により債務が過大である事業者等に対する支援体制を強化しており、地域交通などの地域に欠かせない中核的な企業への支援や観光等での面的な再生案件等への支援を重点的に行うこととしております。
 今後とも、REVICを始め様々なツール活用し、地域交通や宿泊業を含め、新型コロナ等への影響を受けた事業者の事業再生支援に注力してまいりたいと思います。
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片山さつき#12
○片山さつき君 ありがとうございます。
 お手元の資料の事業者に対する金融支援の更なるセーフティーネット強化というのをちょっと御覧いただけますと、民間の金融機関は、二〇二六年三月までほとんどノーコスト、経営者責任なしで十五兆円の資本が入れられるんですね。これをいち早く国会で決められたのは日本だけで、それもあって、日米欧の三極の中ではコロナと戦争のこの三年間で金融機関の破綻もそれから大型の預金流出も起きていないんですよ。これはやはり、念には念を入れ、どんどんどんどん前倒しでやってきたことの意味はあったと思うんですね。慎重過ぎるかもしれません。金融トータルプランの意味はあったと思いますが。
 それでも、今マーケットというのは被害者を探すんですよ、アクティビストたちが。つまり、本来潰れなくてもいいところまで、外債を持っているんじゃないかとか海外の潰れた銀行との取引はどうかということでしらみ潰しに探していく。そういうことがあるといけませんので、ドイツのショルツ首相もドイチェバンクも含めてドイツの金融は大丈夫だ宣言をなさいましたから、最後に、岸田総理、日本の金融機関は大丈夫ですから、大丈夫宣言をお願いいたします。
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岸田文雄#13
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 足下の金融市場ではリスク回避的な動きが見られますが、現在、日本の金融機関は総じて充実した流動性や資本を有しており、金融システムは総体として安定していると評価をしております。
 しかし、引き続きまして、様々な状況に注視し、警戒感を持って動向見守っていきたいと考えております。
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片山さつき#14
○片山さつき君 終わりです。ありがとうございます。
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末松信介#15
○委員長(末松信介君) 以上で片山さつきさんの質疑は終了いたしました。拍手
    ─────────────
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末松信介#16
○委員長(末松信介君) 次に、杉尾秀哉君の質疑を行います。杉尾秀哉君。
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杉尾秀哉#17
○杉尾秀哉君 立憲民主・社民の杉尾秀哉です。
 まず、総務省文書問題について、高市大臣に伺います。
 月刊Hanadaの記事、小西文書は絶対に捏造です、こういうふうに断言する根拠を示してください。
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高市早苗#18
○国務大臣(高市早苗君) 私に関係する四枚の文書について、ありもしないことをあったかのように作ることという意味で捏造と表現してまいりました。私は、刑法などで使う偽造や変造という用語というのは、八年前、当時の総務省情報流通行政局の一部職員に対して非常に厳し過ぎると考えましたので、一般的な用語を使いました。
 私が事実と異なると考える箇所につきましては、理事会協議事項になっておりましたので、三月二十二日に本委員会に提出をいたしております。
 また、今回の問題の本質である、平成二十七年五月十二日の参議院総務委員会における私の答弁が礒崎元総理補佐官の影響を受けたものではないことを立証できる資料とメールも本委員会に提出をさせていただいております。
 総務省も、三月二十二日にこの文書に記載されている内容についての正確性は確認できなかったと公表しています。
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杉尾秀哉#19
○杉尾秀哉君 この大臣の資料を裏付けるものはありません。そして、当時の大臣室の二人も、大臣レクは絶対ないとは言っておりません。
 この記事の中で、大臣は、TBSやテレビ朝日はドラマやバラエティーをよく見るので、文書に記述があるような批判をするはずがないと書いてあります。これ本当ですか。
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高市早苗#20
○国務大臣(高市早苗君) そうでございます。ドラマとバラエティーが最も好きでございます。
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杉尾秀哉#21
○杉尾秀哉君 安倍元総理に近い議員が、安倍総理や高市大臣は「サンデーモーニング」など具体的な番組名を挙げて、偏向報道だ、左巻き過ぎると、こういうふうによく話をしていた、放送法への言及もあったと聞いております。これは事実ではないですか。ヤジ
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末松信介#22
○委員長(末松信介君) じゃ、高市国務大臣。答弁できるところまでで結構です。
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高市早苗#23
○国務大臣(高市早苗君) 済みません、私、それほど報道番組、情報番組を見る時間がございませんでしたし、五月十二日の藤川委員への御答弁でも、今のこの報道についてどう思うかという旨聞かれて、残念ながらそのようにたくさん報道番組を見る時間に恵まれていない旨を御答弁したと記憶をいたしております。ヤジだから、済みません、事実ではないということです。
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杉尾秀哉#24
○杉尾秀哉君 先ほど、この総務省の文書には正確性がないと、こういう記述があるというふうに言いましたけれども、何度も何度も申し上げますが、捏造と正確性がないということは全く違います。問題は発言の正確性ではありません。全体の流れ、プロセス。
 資料一、御覧ください。昨日の石橋委員の質問にもありましたように、総務省の担当者複数名が詳細に証言をしております。そして、礒崎補佐官も、全体のシナリオ、プロセスを認めています。一部表現が違うところがあるという記述はありますけれども、全体のプロセス、大筋で認めています。違うと言っているのは高市大臣だけです。違いますか。
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高市早苗#25
○国務大臣(高市早苗君) 当時の情報流通行政局の方々だけのものを今委員は取り上げられました。大臣室側の関係者は、例えば二月十三日とされるレクに関しまして、この時期にはNHK予算など放送に関するレクがあったとしてもおかしくはないが、個々のレクについては覚えていない、放送法の政治的公平の答弁に関しては五月十二日の委員会前日に大臣の指示を受けて夜遅くまで答弁のやり取りがあったことを覚えており、その前の二月に文書にあるような内容の大臣レクがあったとは思わない、私も同じ認識です。
 仮に、二月の時点で、放送法四条に関して何か補充的解釈をするというようなレクチャーを受けて、私も大臣室の職員もそのようなレクチャーを受けたとしたら、このレクチャー自体が十五分で終わるわけもないんですが、その後何度かやはり意見交換をしてきちっと論点を詰めていかなきゃいけません。ところが、その後一度も私にレクチャーをしたという記録が小西委員が公開された文書には入っておりません。
 もし、その後も議論を続けて論点整理を続けていたんであれば、三か月後の五月十二日の委員会の前夜に、もう翌朝に掛かるまで大臣室と放送部局の間でやり取りをする必要はなかったはずでございます。
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杉尾秀哉#26
○杉尾秀哉君 つまり、高市大臣は外されていたんですよ。礒崎さんがシナリオを書いて総務省とやったんですよ。その結果で答弁、そして質問があったと、こういうことなんですよ。違いますか。
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末松信介#27
○委員長(末松信介君) じゃ、松本総務大臣。一旦ここで。
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松本剛明#28
○国務大臣(松本剛明君) 高市大臣に係る平成二十七年二月十三日の放送関係の大臣レクにつきましては、今、高市大臣からも総務省の精査の結果の文書を御説明いただいたとおりでございまして、総務省といたしましては、礒崎元補佐官とやり取りがあったことについては確認をいたしているところでございますが、礒崎補佐官からの放送法に関する照会についてお答えをし、また五月については御質問いただいて答弁をし、平成二十八年の二月には国会からお求めをいただいて政府統一見解を出させていただいたと、このように理解をいたしております。
 御案内のとおり、このやり取りにおいても強要されたことはなかったと当時の総務省職員も認識をしており、当時の総務省職員も自覚を持って、責任を持ってしっかり業務に当たってくれたものと考えております。ヤジ
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末松信介#29
○委員長(末松信介君) もう一度、疑義を質疑で行ってください。
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