本田由紀の発言 (予算委員会公聴会)
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○公述人(本田由紀君) 学校現場が疲弊しておりますので、既に民間教育のノウハウを取り入れようとする動きは様々に大きく動いております。
危惧されるのは、例えばその民間教育と言われるものは、いわゆる教育産業のような事柄を、会社をイメージするならば、それは必ず収益というものを意図して食い込んできているということが危惧されるところです。
また、NPOとか、別に収益重視ではなくて、いわゆる志の下に何か学校現場ではない発想を入れてくださろうとするところは有り難いとは思うんですけれども、ただ、NPOというのは多くの場合小規模であって、やはり全国的にナショナルミニマムとして何かのサービスを提供できたりするわけではないんですね。というと、非常に偶発的でむらむらな、その恩恵にあずかれるところもあればあずかれないところもあるということで、非常に地域間で教育の質に差が付くことになってしまいます。
また、今は学校現場が疲弊しているからこそ、そういう教育産業であれ、NPOであれ、力を借りたくなっている状況があるわけなんですけれども、それが一部を丸投げしてしまったり、かなり重要な業務であっても丸投げしてしまったり、それが結局のところ教員の方々のスキルをそぐことにつながってしまわないかとか、非常に様々な懸念があります。
それよりは、公教育の本体をきちんと充実させていくと。まだらに、むらに、時には収益重視の教育産業に恩恵を回すようなやり方をするのではなくて、まあ部分的にそういう場合を全否定するわけではありませんけれども、そういうことが仮になくとも本体の公教育で事が足りるような充実が必要であり、そのためにこそ教員の増員ということを私は提案しております。
以上です。