青山繁晴の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)

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○青山繁晴君 皆様、おはようございます。
 今日も、主権者の方々におかれては、わざわざ傍聴に来ていただき、心から感謝申し上げます。今日も、ただ国益のためにこそ、今日はとっても短い時間で十四分なんですが、質問いたしたいと思います。
 今年一月に七か国を回りました。発言の自由、それから行動の自由を確保するために、あえて全部自費で自主的に回ったわけです。そうすると、当然、現地の日本の関係者からも率直な話を聞くことができます。
 その中で目立ったのが、本当の僕の出張の目的は核セキュリティーで、ODAと関係余りないんですけれども、現地の日本の関係者から、日本がODAを最近ずっと減らしてきたために日本の影響力が目に見えて落ちたという話を複数の国で聞きました。同時に、だから中国にやられっ放しになっていると、よく聞く話を現地でも聞いたわけです。よく聞くというのは、日本の例えば報道などでも似たような話がよく聞かれると思うんですよね。
 それで、帰国しまして、具体的にデータを外務省の協力もあって調べてみますと、実は減っていないんですよね。例えば、この十年ぐらいで比べますと、実に六十億ドル、ODAについては増えています。ずっと、例えば十年で見ると右肩上がりになっているわけです。
 それから、中国にやられっ放しという話もよく聞くわけですけれども、この中国はちょっと厄介で、まず、OECDの中でODAを出す立場になくて、いまだにもらう立場になっているという奇妙なことがありまして、したがって、単純比較はできないんですけれども、一応中国の対外援助支出なる項目と日本のODAを比べてみますと、例えば二〇二一年でいうと日本の方のが七倍あるんですよね。
 それを考えますと、実は、数字で減った、国民の血税をたくさん使うことをやめた、その背景に、国民の中から不肖私のところにも、ODAを始め外国にばかりサービスするんじゃなくて、もっと国民に支出してほしいという声をよく聞きます。それが相まって、私も何となく日本のODAは減ったように思っていたけれども、実は減っていない。
 だから、違う言葉で言えば、税金使ってちゃんとODAを増やしているんだけれども、存在感がどんどん薄れている。それから、中国の不透明な対外支出に負けている現状があるのではないかと思うんですが、まず基礎的なデータを政府参考人からお聞きしたいと思います。

発言情報

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発言者: 青山繁晴

speaker_id: 30559

日付: 2023-03-16

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会