石橋通宏の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)

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○石橋通宏君 大臣、違うと思います。我が国の伝統的なODAというのは、裨益国の国民の命を守るんだと、そこに貢献するのであるということを前面に打ち出した、先ほど青山委員は中国との比較もされました、それが決定的に違うところだったという評価を受けてきたんです。それが、二〇一五年大綱の見直しから、むしろ今大臣が答弁されたような国益むき出しの、それがもう前面に出てくるようなODAに変質をしてしまった。これ、私も各地お邪魔すると、そういう声を聞かせていただきます。日本のODAが変質したのではないかという点、ここは大臣、強く懸念持たれた方がいいと思います。それをまさにNGOの皆さん、市民社会団体の皆さんが警鐘を鳴らされているわけです。脆弱な立場にある人々の命を救うという開発協力の本来の目的が果たせなくなってしまうと。大臣、こういう声にちゃんと向き合ってください。
 今各地でヒアリング等をしていただいていますが、結局、大臣、そういったヒアリングの市民社会の声、これを受けて大綱を最終的にまとめていただけるんでしょうか。結局は形だけ、聞くだけ、でも有識者会合の報告書と変わらないものが大綱として出てきたら、結局は市民社会の声聞いていないことになります。
 大臣、市民社会の声を聞いて、これからしっかりと、拙速な議論ではなく本来の目的に合致したODAをまとめて、ODA大綱の改定、時間掛けて進めていただく、約束いただけませんか。

発言情報

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発言者: 石橋通宏

speaker_id: 20059

日付: 2023-03-16

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会