2023-04-07
参議院
高野光二郎
政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会
高野光二郎の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)
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○高野光二郎君 ありがとうございました。
中国に対するODAについてお伺いいたします。
林外務大臣は、四月一日から二日にかけて中国を訪問し、秦剛外相、李強首相と会談をされました。外務大臣の訪中は約三年三か月ぶりと聞いております。また、総理の訪中は、二〇一八年十月に当時の安倍晋三総理が訪中して以降、四年半ないというふうに聞いております。
その間、中国の統治体制は大きく変化をいたしました。習近平氏とその側近が権力を握り、中国の政治の主導権を握るチャイナセブンと言われる中央政治局常任委員七名の席を独占いたしました。江沢民氏のブレーンや習近平の二期目まで首相を務めていた、習近平とは異なる経済政策を主張し続けていた李克強氏もチャイナセブンの座を失いました。
一般論といたしまして、国内の支配が万全になると、対外政策は積極的に出やすくなります。中国は軍拡を進め、南沙諸島で実効支配を強めたりと、巨大な武力を持つ大国としてより強権的な対外姿勢を強めております。
外務省、遠藤和也国際局長にお伺いします。
一九七九年から四十年以上、中国に対して日本はODAを行い、昨年三月末に終了いたしました。ODAのうち、無償でお金を提供する無償資金協力は約一千六百億円、お金を貸す円借款は約三兆三千億円、技術支援の約千九百億円で、合計で三兆六千億円支援をしてきました。中国に対してのODAの供与について、支援の在り方も踏まえまして、中国やアジア、世界に対するどのような貢献に結び付き、我が国の国益にどう結び付いたのか、評価をお伺いいたします。