上田清司の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)

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○上田清司君 何か質問レク以上に極めて丁重な答弁ができ上がっているのに驚いているところでございます。
 私、林大臣に休んでいただこうと思って答弁をお願いしていなかったんですが、主管大臣だったので結果的にあそこにいなくちゃいけなかったんですね。誠に申し訳ありません、せっかくですので、一言だけちょっと質問したいと思います。
 今、JBICがこうしてサプライチェーンの強化のために新たなる分野に融資先を拡大するという、このこと自体、リスク管理等々をしっかりやっていただければ、まあ、ある意味では日本の外交や安全保障のためにある程度の道具を持つということに関して意味のあることでありますけれども。
 まあ、ある意味では、先ほどから話が出ておりますけど、同志国対同志国でないところ、世界が平和であるというのは、何というんでしょうか、付き合っていて相手がこければこっちもこけるというような相互依存が一番安全な社会だというふうに思いますが、警戒すれば警戒するほどまた相手も警戒する。これ、一九三〇年代の動きがやっぱりそうだったと思いますし、世界経済がブロック化して、日本は資源調達のために東南アジアに出ざるを得ない、イタリアはアフリカに出る、ドイツは東欧に出る、そういうブロック経済の中で結果的には戦争が引き起こされ拡大されていくというような、で、行くところまで行って初めて目が覚めるというような、こういう状況もあります。
 大変悩ましい話であります。ある意味では、私たちも防御策を取らなきゃいけない、しかし、これが度を越すといかがなものかという世界ですが、やはりこの辺のバランスをしっかり取っていかないといけないんではないかというふうに思いますが、そういう意味では、私は、インドのように調子のいい国もいいのかなと思います。日本ともいいですよと、アメリカとも決して悪くありませんと、一旦中国とは悪かったけど最近では適当に付き合っていますと、ロシアは元々付き合っていますと、そういういいとこ取りみたいな外交もやっているわけでありますが、日本もやっぱりそういう意味でのいいとこ取りをしっかりやっていくことも必要ではないかというふうに思っているところですが。
 改めて、今回、国際協力銀行の言わば業務拡大の中での資源外交ともいうべき手段としてこれも活用できるという新たなる局面ができたということを含めて、大臣の御感想を承りたいと思います。ちょうど時間がそのくらいで終わります。

発言情報

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発言者: 上田清司

speaker_id: 15688

日付: 2023-04-07

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会