若林秀樹の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)

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○参考人(若林秀樹君) ありがとうございます。
 中長的な日本の社会を考えたときに、市民社会組織はどうあるべきかというのは、いずれこの財政赤字の中で、国内外にかかわらず、国際的な協力のNGOだけじゃなく国内も含めて、どういうやっぱり仕組みが一番効果があって効率的なのかという観点からNGOの役割というのもだんだん見えてくるんじゃないかなと。
 現実的に、まだNGOの存在感というのは弱いと思います、残念ながら。ただ、NGOにこういう国際協力はやろうと思っている人が入ってくる、夢を持って入ってくる、そういう人たちが活躍できるという意味においては、私はやっぱり、一つは、これ、残念ながらではないんですけど、労働条件をしっかり、企業に行ってもNGOに行っても国際機関に行っても差がないような幅に収める、全部一緒になるのは無理なので、一割、二割、三割ぐらいに収める。そのことによってモビリティーを付けて、そこで経験を積んで、もしかしたら政府に入ってきます。それは生きるわけですよね。
 そういう社会を築き上げていくためには、お互いに協力して、NGOだから安くていいという発想は絶対やめてほしいんですよ。NGOの人は、みんな専門力を持って帰ってきているんですよ。もうかなりマスターを取って、欧米のマスターを取っている人いっぱいいるんですよ。ペイしないですよね、ちょっと言い方が悪いですけど。
 でも、それはやっぱり夢と投資をしたということが見返りがあるような社会をある、それは、日本の成熟した社会にとってこれからの市民社会の活躍する場をどうつくるかというのは社会のある設計なので、これこそがやっぱり政治家の役割じゃないかなというふうには思っていますし、そこはやっぱり官僚の限界なんですよね。官僚はこれを、ペーパーでちょっと批判しましたけれど、持てる権限の中で精いっぱいやった結果がこれなんですよ。非常に大変だったと思いますよ。でも、それを乗り越えて日本の将来を考え、どうあるべきかというのを考えるのがここにいらっしゃる皆さん方ですので、是非そういうリーダーシップを発揮して頑張っていただきたいなと思っています。
 日本の将来が懸かっています。よろしくお願いします。

発言情報

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発言者: 若林秀樹

speaker_id: 15788

日付: 2023-04-28

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会