佐藤仁の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)

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○参考人(佐藤仁君) ありがとうございます。
 そういった、今日の私のお話もそういうつもりでお話ししたんですけれども、この原理原則をどうするかという話と、それが現場にどう翻訳されて、それを誰がその現場に翻訳するのかという話が、まあ二つ層があると思うんですね。
 なので、そのODAとOSAの関係に対する懸念、私も共有する面があるんですけれども、ここは、いかにしてその実施機関であるJICAの自律性を担保するのかというところが重要なんじゃないかなと思います。つまり、具体的にODAの案件をつくるJICAなり実施機関が上からの圧力によって言いなりになるようであれば、御懸念がそのまま現実になってしまいますし、何らかの方法によって実施機関が一定の自律性を維持できるのであれば、仮にその上にOSAとODAという線が曖昧なものが乗っかっていたとしても、かなりそれをブロックできる体制というものはできると思うんですね。
 やっぱり私は、実施機関というのはある自律性を持って運用されるべきだと思うので、もちろんこれは、国、ここは先ほど上がっていた全体像の欠如という話とも関係するんですけれども、各実施機関がそれぞれ自分のビジョンを持って走っていってしまったら、国としては何なのというのはあると思うんですね。
 だから、そこはちょっと単純な議論できませんけれども、やはりここにおいては、私は、自律機関の自律性というものが、あっ、実施機関の自律性を維持するというのがその非軍事原則を守る一つのとりでになるというか、防波堤になるし、そうしていくのがいいんじゃないかというふうに思っています。

発言情報

speech_id: 121115359X00520230428_088

発言者: 佐藤仁

speaker_id: 26186

日付: 2023-04-28

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会