2023-06-19
参議院
勝部賢志
政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会
勝部賢志の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)
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○勝部賢志君 立憲民主・社民の勝部賢志でございます。
会派に与えられた時間内で残り質問をさせていただきたいと思いますけれども、私からは、先日、北方領土問題に関わる参考人質疑をさせていただきましたので、その課題について数問質問させていただきたいと思います。
五月の十九日に行った参考人質疑で、参考人のお一人としてお越しいただきました千島歯舞諸島居住者連盟の当時理事長でありました脇さんからは、極めて短時間でしたけれども、苦しい思いのたけをお伺いをさせていただきました。
その中でまず、皆さんも御承知のとおりなんですけれども、ロシアは、千島連盟を、連盟の活動がロシアの領土保全を侵害しているとして、望ましくない団体に指定しました。その一方的指定に対し、林外務大臣は、元島民の方々の気持ちを傷つけるもので受け入れられない旨のコメントを発せられたということでありますが、そもそも私たちは、昭和三十一年日ソ共同宣言以来、日本とソ連、ロシアとの間には、北方領土という領土問題があることを前提に解決に向けた話合いを継続してきております。千島連盟は、ロシアの領土を侵害する活動を続けているわけではなく、不当に占拠された日本の領土である北方四島を取り戻すための活動を継続しているわけです。
しかし、今回の指定は、その半世紀以上の歴史的経緯を全て無視して、一方的に北方領土はロシアの領土だと宣言したに等しいものと、脇さん始め元島民、連盟の皆さんは、気持ちが傷つくとかそんな生易しいものではないと絶望の縁で激怒されていました。
そして、国会及び政府に対して、そうした誤った前提に基づく対応は一切受け入れることはできないことを強く申し入れ、その上で、早く四島返還のゴールまで結び付けるための旧に倍した外交努力をお願いしたいと強く要請をされたわけであります。この十年来の政府の対ロ外交姿勢の揺らぎにも不信を持つ連盟の皆さんの厳しい言葉が裏側にはあるのではないかというふうにも感じました。
そこで、林大臣にお伺いをしたいと思いますが、脇元理事長の御発言に対する御所見と、四島返還というゴールに向けた旧に倍する外交努力への御決意をお伺いをしたいと思います。