植田隆子の発言 (外交・安全保障に関する調査会)

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○参考人(植田隆子君) ウクライナがEUの加盟国であったらロシアは侵攻したのかというふうに捉えてよろしゅうございますでしょうか。(発言する者あり)それは難しかっただろうと思います。
 ただ、御案内のように、EUに入る加盟条件というのは、政治的な加盟したいという国の体制のみならず、経済パフォーマンス等、様々な要因が満たされることが必要でございますので、なかなか、よほどの政治決定がEUの加盟、今二十七か国だと思いますが、でなされない限り、早急には無理だろうと。特殊な経済統合体だということもあり、政治的な団体ではないという、まあある意味では技術的な側面もEUは持っています。
 ただ、もし入っていたら、やはりEUという単位はヨーロッパでは非常に大きいので、経済的にもですね、そこで侵攻するということはまあなかなか困難ではなかったのかと。ですから、ウクライナはもちろんNATOにも入っていないしEUにも入っていないと。ですから、そういう組織体によって守られていない状態で、しかもロシアと隣接をしていて、国境線も長いというような状態にあったからではないかと。
 ただ、NATOの加盟基準というか、NATOにどうやって入るのか、EUにどうやって入るのかという点から言えば、EUの方が経済的なパフォーマンスであるとかいうような要因が非常に大きいと。逆にそこを満たしていない国が入ってしまうとその国自体が潰れるというおそれもあるというようなですね、ちょっと誇張した言い方になるかもしれませんが。
 ただ、EUも急いでウクライナを加盟候補国という位置付けには、戦争が始まった後してはおり、非常に大きな支援ですね、EUにしては非常に珍しいことですが、軍事的な支援も行い続けております。

発言情報

speech_id: 121115362X00120230208_041

発言者: 植田隆子

speaker_id: 28267

日付: 2023-02-08

院: 参議院

会議名: 外交・安全保障に関する調査会