佐野利男の発言 (外交・安全保障に関する調査会)
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○参考人(佐野利男君) ありがとうございます。
ドイツだけではなくて、オーストラリア、それからノルウェー等々参加しています、西側同盟の中でですね。
ドイツの場合ですと、今のSPD政権ができるときに、グリーンと政権公約、連立政権を組むときの公約として、ベアボック外務大臣がこの締約国会合出るんだというのを合意していったわけですね。ですから、これはもう最初から、連立政権を組むときから決まっていたと。それから、オーストラリアの場合は、労働党政権が、たまたま直前に政権交代があって、それでああいうリベラルな考え方の政党が派遣していったと。
どういうふうに考えたらいいかというのは、その国の国際的な立ち位置とそれから国内的な立ち位置ですね、両方に鑑みて、恐らく国内的なメッセージも出したかったんだろうと思いますね。政権としての特色を出すと。例えば、ノルウェーなんかも出たんですけれども、ノルウェーはNATOの一員なんですけれども、堂々と、我々はこれ出たからといって署名をするわけじゃないよということをわざわざ言いに行ったような、いうことで、私はその実効性があるとは思わないですね。
だから、オブザーバー参加することによって、参加した国の実効性、何を目的としているかによるんですが、何を得たいんだというのはその国その国が決めればいいんですが、日本の場合ですと、やっぱり先ほど申し上げましたように、日米安保と両立しませんので、誤解を受けやすいような、あるいは国民に期待感を、過剰な期待感を持たせる、持ってもらうような、そういう姿勢というのは取るべきではなくて、そこは明確に参加しないという姿勢を貫いていくべきだろうというふうに思います。