佐野利男の発言 (外交・安全保障に関する調査会)

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○参考人(佐野利男君) ありがとうございます。非常に重要なイシューだと思いますね。
 核の恫喝については、今の段階で見ますと、むしろNATOの方がプーチンの核抑止、核に抑止されていると。最近、レオパルト等々、戦車出しましたけれども、紛争当初は本格的な武器あるいは長距離のミサイルは出せませんでしたよね。それはエスカレーションを心配した、懸念したから出さなかったわけですけれども、ただ、プーチンは今後とも核の恫喝をカードとして使っていくと思いますね。
 これをどのように避けるべきかという話は非常に難しいんですけれども、私は、プーチンの仲間たち、仲間たちって変ですけれども、例えばCIS諸国、カザフスタンとか、中央アジアのCIS諸国、あるいはBRICSですね、こういった首脳、BRICS、ブラジル含めて、インド、こういった国の首脳から厳しいメッセージを伝えてもらうというのは一つあろうかと思います。
 現に、例えばインドのモディさんにしても、もう今戦争やる時期じゃないよというメッセージを伝えているし、カザフスタン、これも反核の国ですから、非常に厳しい核兵器に対する姿勢を持っていますから、トカエフさんですかね、メッセージを伝え得る立場にあるし、何よりも中国がそういうメッセージを伝えていくことは重要だと思います。現に、ショルツ首相、ドイツのショルツ首相が北京を訪問したときに、共同声明か何かの、共同記者会見ですかね、習近平主席はそのようなことを言っています。
 だから、今回のプーチンの戦争に無理があったというのは、内々、CISの国とかBRICSの国とか等々は分かっているんで、核が使用された場合の自分たちへのデメリットといいますか、それも十分認識していると思いまして、そういうルートを使ってメッセージを伝えていくというのはあろうかと思います。

発言情報

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発言者: 佐野利男

speaker_id: 15426

日付: 2023-02-15

院: 参議院

会議名: 外交・安全保障に関する調査会