伊波洋一の発言 (外交・安全保障に関する調査会)

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○伊波洋一君 ハイサイ、参議院沖縄の風の伊波洋一です。
 三名の、御三名の参考人の皆さん、ありがとうございます。
 私は、拡大核抑止という議論について少し御三名の御意見をお伺いしたいんですけども。まず一つには、私たちの日米同盟というのは、アメリカが日本の敵をやっつけてくれるという、そういう役割を持っているわけですが、矛の役割、そして、日米、日本の自衛隊は米軍基地も守っていると、日本を守るという、こういう関係ですけれども、もはやこれは壊れていると思います。
 二〇〇五年の十月の日米再編合意の中で、日本は自らを守ることということで決まりまして、というのは、そのときに海兵隊がグアムへ移転することが合意されましたので、二〇一五年の新ガイドラインで明確にそのことは表現されました。だから、今、私たち日本の中で行われている演習は、そこに米軍が入ってきて米軍が部隊で戦うということは、これはもうアメリカの戦争だと思っております。つまり、日本を守るための戦争ではなくて、アメリカを守る、アメリカの戦争としての戦争。
 で、そういう中でも、今、台湾有事の議論の中では、米国は、対中国本土やあるいは領海に弾が到達してはならないという原則で様々な作戦をしていまして、CSISの二十四パターンはそうなっています。そういう中で行われるのが今の状況。まさに、中国とはもはや戦争しない。つまり、核所有をしている大国とは戦争しないというのはソ連の時代からもロシアも含めて共通だと思うんですね。そういう中で、ましてや核兵器を、日本が攻撃されたから米国が核兵器を中国に対して撃つということはあり得ないだろうと。ヨーロッパの問題では、ロシアに対しては、選択肢としては同盟国に撃つということはやったよう、一応プランを立てたようですけども、近くのロシアの。
 そういう中で、私たちがこういう拡大核抑止というものを基本に据えて日本の安全保障を考えるべきであろうかというふうに思っているんですね。そのことについて、御三名の御意見をまずお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 伊波洋一

speaker_id: 1359

日付: 2023-02-15

院: 参議院

会議名: 外交・安全保障に関する調査会