佐野利男の発言 (外交・安全保障に関する調査会)

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○参考人(佐野利男君) ありがとうございました。
 御質問を正しく把握したかどうか若干心配なんですけれども、日本が中国から撃たれたらアメリカは中国を撃つことはないよとかと、そういう話されましたが。
 というか、核抑止というのは、まず中国に撃たせないためにあるわけですよね。だから、核抑止が破れた場合を想定して議論をするというのは、私は逆なんだろうと思うんですよ。核、中国に撃たせないために抑止を強化するというのが本旨だと思います。
 それから、アメリカの役割と日本の自衛隊の役割ですけれども、まあ分担がありますね、あった、現在もありますけれども、私はむしろ一体化していると思います。
 去年の三月ですかね、アメリカが統合抑止という考え方を打ち出して、これは、それ以降、アメリカの国家戦略の中に統合抑止という言葉が出てきますけれども、これどういうことかというと、アメリカと同盟国が一体となって抑止をするんですと。それから、核兵器だけじゃなくて通常兵器、あるいはそのほかの抑止力を、外交とか経済援助とか、そういった総合的な、まさに統合して総合的な抑止をつくる、そういう考え方なんです。
 ですから、日米は、私は、今や一体化しつつあって、それは望ましいと思いますね。それ、抑止力を高める上で極めて有益で、むしろそうすべき方向性を持っている政策だというふうに考えております。
 お答えになったかどうか。

発言情報

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発言者: 佐野利男

speaker_id: 15426

日付: 2023-02-15

院: 参議院

会議名: 外交・安全保障に関する調査会